無茶な救出をしてみた。 ページ8
占い師
「は！？ なんで来たんだい！ 考え無しか！」
いつもの悪戯だと、傷の痛みに耐えながら笑ったら強がるなとデコピンされた。
背後のハンターを見つめたイライの肩にはいつの間にか相棒がいて、
「わかった。大丈夫だ、私たちは一緒に脱出できる、今そういう未来が見えた」
ゲートが開いた音と共に走り出した。
傭兵
「お前！ なんで来たんだ！」
近くにハンターがいる、さっさと逃げろと騒ぐが、そんなこと分かってんだよ。
それでもナワーブと一緒に逃げたいから来たと叫べば、諦めたように微笑まれた。
「お前ほんとバカだなぁ」
後ろからはハンターが迫ってくる。
「ったく、お前みたいなバカを守ってやれるのは俺くらいだからな」
逃げるぞと腕を引かれ走り出した。
オフェンス
「なんで、来たんだよ！」
捕まった仲間助けない奴がいるかよと半ば逆ギレ気味に叫べば、面食らった顔で「確かに、俺も助けるわ」と呟いた。
背後に迫ってくるハンターを確認するとウィリアムは太陽みたいに笑いかけてくれた。
「んじゃあ一緒に脱出すっか！」
納棺師
「あの、なんで来たんですか。本当に、か、考え無し、ですね」
愚痴愚痴煩いイソップ。
君だって私を助けてくれたじゃないかと、自分に使えばよかった棺を私に使ったことを指摘すれば、言葉につまる。
「そ、れは……たまたまです。もう二回目はないんですよ」
迫り来るハンター。
二回目は無いけれど、奇跡を信じて二人で脱出しようと提案すれば呆れられた。
「わかりました。でも捕まりそうになったら、容赦なく切り捨てますから」
そう言いつつ繋いだ手を離そうとしないイソップが私は好きだと思った。
本日の追加被害者:白黒無常
「お前中々に馬鹿だな、今回はワタシたちがハンターだとまだ気づいていなかったのか」
ニヤつく范無咎の顔が腹立たしい。聞こえはしないがどうせ謝必安の方も笑っているのだろう。
「考え無しは身を滅ぼすぞ」
殴りつけようと傘を振り上げた瞬間、貴女は懐に隠した信号銃を抜いた。
誰も、考え無しなんて言ってないだろう？
仲間を救出し後ろも振り返らずに全力で走った。
「嗚呼、隠し玉か……オレたちから逃げられると思わないでいただきたい」
謝必安の瞳は赤く輝いた。
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haruharu(プロフ) - 麦茶をめんつゆにするのはｄ！のｃｎくんのですか？(すみませんどうしてもすごくきになちゃって) (2020年9月4日 21時) (
レス) id: bdc9f31626 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう - ウィルが可愛くて仕方ないです、、、、 (2019年12月23日 0時) (レス) id: c9db901e78 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - コメント失礼します…！作者さんの書く小説がとてもすきです！最近作者さんが浮上なさらないのでお身体を壊しているんじゃないかと心配です…最近寒くなってきたのでお身体に気をつけてください！これからも頑張ってください！ (2019年10月6日 20時) (レス) id: 5b1971b81a (このIDを非表示/違反報告)
湯のみ(プロフ) - いえ、特に問題はないですよ！w.rwrdというゲーム実況者さんの新メンバーの方のネタでめっちゃ面白いです！良かったら検索して見てください (2019年6月14日 18時) (レス) id: 303941e649 (このIDを非表示/違反報告)
★☆(プロフ) - 好きです.....みんなカッコイイ(｡>ω<｡)最近の楽しみが増えました！更新楽しみにしてます！ (2019年6月5日 1時) (レス) id: 43306ff48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レディ・トリカワ | 作成日時：2019年5月29日 14時
