背中合わせに座ってみた。 ページ36
意味もなく悲しくなる時だってあるんだ。
占い師
「どうしたの」
なんとなくだよ、と伝えれば「そうか」と返事が返ってきた。
彼の相棒がスポリと貴女の腕の中に収まる。
「これは独り言なんだけどね。何かあれば頼るのも良いと思うよ、私とか、さ」
傭兵
「……んだよ」
こちらを振り向こうとするから、今はこっち見ないでと呟いた。
ナワーブは元の位置に戻って肘当ての点検を始めた。
背中越しの体温と、言葉が落ちない空間がとても心地よく感じた。
オフェンス
「それでな、その時ソイツが━━」
背中越しに下らない話をしてくれる。
話を聞いていると本当に馬鹿馬鹿しい話ばかりで、なにそれと笑ってしまう。
君といると悲しい気持ちも何処かに吹き飛んでしまうね。
納棺師
「あ、あの、僕は気の利いた事言えませんけど……」
知っているよと、背中に体重を預けた。
イソップは化粧道具の手入れをしていて、時々思い出したように昨日は何をしたとか、この間はどうしたとかポツリポツリと、彼の日常を話してくれた。
それは私の涙が止まるまでずっと付き合ってくれた。
本日の追加被害者:弁護士
「そういう時に俺を頼るのは違うんじゃないのか」
フレディの顔は見れないけれど、きっと嫌そうな顔をしているんだろうなと想像に容易い。
君ならたくさん言葉を知っているから、慰めるのはお手の物でしょうと言えば、彼は心底おかしそうに笑うんだ。
「生憎と人を騙す為の言葉はあれど、慰めの言葉なんて無いさ」
あればとっくに自分に使っていると彼は笑った。
私は何故かそれが泣いている声に聞こえた。
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haruharu(プロフ) - 麦茶をめんつゆにするのはｄ！のｃｎくんのですか？(すみませんどうしてもすごくきになちゃって) (2020年9月4日 21時) (
レス) id: bdc9f31626 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう - ウィルが可愛くて仕方ないです、、、、 (2019年12月23日 0時) (レス) id: c9db901e78 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - コメント失礼します…！作者さんの書く小説がとてもすきです！最近作者さんが浮上なさらないのでお身体を壊しているんじゃないかと心配です…最近寒くなってきたのでお身体に気をつけてください！これからも頑張ってください！ (2019年10月6日 20時) (レス) id: 5b1971b81a (このIDを非表示/違反報告)
湯のみ(プロフ) - いえ、特に問題はないですよ！w.rwrdというゲーム実況者さんの新メンバーの方のネタでめっちゃ面白いです！良かったら検索して見てください (2019年6月14日 18時) (レス) id: 303941e649 (このIDを非表示/違反報告)
★☆(プロフ) - 好きです.....みんなカッコイイ(｡>ω<｡)最近の楽しみが増えました！更新楽しみにしてます！ (2019年6月5日 1時) (レス) id: 43306ff48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レディ・トリカワ | 作成日時：2019年5月29日 14時
