寄生から解放されてみた。 ページ35
占い師
「！ 気がついたかい、よかった、本当に良かった……」
状況がすぐには分からなかった。
ただ貴女を抱き締めるイライは泣いていた、傷だらけで泣いていた。
貴女はぼんやりと凄く嫌な悪戯をしようとしていたと思い出した。
「悪戯か……君らしい思い出し方だね。でもあんな悪戯、もう私は懲り懲りだよ」
傭兵
「へへっ……よお気がついたか」
ナワーブはとってもタフなはずなのに、今にも死にそうなほどボロボロで笑っていた。
貴女は慌てて手当をしようとする。ふと、自分の頬が濡れていることに気づき、私は君に何かしたのかと聞いたが、彼は何でもないと笑った。
「お前は何も気にすんな。今度は間違えなかった、それだけだから」
オフェンス
霞みがかった視界で、ウィリアムが必死に手当してくれているのが見えた。
「逃げちゃ俺じゃないよな、逃げたらそれはかっこいい俺じゃないもんな」
私の意識が無いうちに何があったのか聞けば、彼は気にすんなと笑った。
「かっこ悪い俺なんてお前に見せらんないってだけだ」
納棺師
「き、気が、付きまし、た？」
息も絶え絶えのイソップがこちらを覗き込んでいる。もやしな君がそんな息切れするなんて珍しいと笑うと、彼は安心していた。
「貴女は、そうやって笑っている方が似合ってますね」
本日の追加被害者:夢の魔女
「あら、残念ね」
ゲートから脱出する寸前、艶かしい女の声がした。
振り返るとツルハシを持った少女。この子が？ いや違うか。
そうか、この声が夢の魔女か。
「うちの子が喜んでくれたから、もっと一緒にいたかったのだけれど……」
願い下げだ。もう仲間を傷つけるのは嫌だ。
「まぁ面白いものを見れたのだから、ひとまず良しとしましょう。また遊んでちょうだいね」
やなこった。
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haruharu(プロフ) - 麦茶をめんつゆにするのはｄ！のｃｎくんのですか？(すみませんどうしてもすごくきになちゃって) (2020年9月4日 21時) (
レス) id: bdc9f31626 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう - ウィルが可愛くて仕方ないです、、、、 (2019年12月23日 0時) (レス) id: c9db901e78 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - コメント失礼します…！作者さんの書く小説がとてもすきです！最近作者さんが浮上なさらないのでお身体を壊しているんじゃないかと心配です…最近寒くなってきたのでお身体に気をつけてください！これからも頑張ってください！ (2019年10月6日 20時) (レス) id: 5b1971b81a (このIDを非表示/違反報告)
湯のみ(プロフ) - いえ、特に問題はないですよ！w.rwrdというゲーム実況者さんの新メンバーの方のネタでめっちゃ面白いです！良かったら検索して見てください (2019年6月14日 18時) (レス) id: 303941e649 (このIDを非表示/違反報告)
★☆(プロフ) - 好きです.....みんなカッコイイ(｡>ω<｡)最近の楽しみが増えました！更新楽しみにしてます！ (2019年6月5日 1時) (レス) id: 43306ff48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レディ・トリカワ | 作成日時：2019年5月29日 14時
