元攘夷志士、なりゆきで真選組おにぎり隊してます。参 (ページ4)

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続々。ページ4

桂「最近巷で出回っている“転生卿”と呼ばれる麻薬だ、辺境の星にだけ咲くと言われる特殊な植物から作られ、」

『嗅いだら強い快楽と他の比じゃない依存性がある…』

桂「Aも知っておるのか。」

『いちおーお巡りさんだからね。若い子の間で出回って、その皆が悲惨な末路を例外無く辿ってる…大層な世の中になったもんだね』

桂「天人がもたらしたこの悪魔を根絶やしにすべく、我々攘夷党も情報を集めていたのだが、そこにお前が降ってきたらしい。俺の仲間が見つけていなかったらどうなっていたことか…」

桂「というかお前なんであんな所にいたんだ？」

銀「というかアイツらはなんなんだ。」

桂「宇宙海賊“春雨”銀河系で最大の規模を誇る犯罪のシンジゲートだ！」

『そして私の元職場だ！』

ヅラに続けて私がドヤ顔で言うと、スパァッンという爽快な音をたて、私は2人に叩かれる。

銀「なにドヤ顔で言ってんだよ？？？今の立場のお前ぜってぇ言っちゃダメだろ？？？お前いつかぜってぇ打首になるぞ？？？」

桂「銀時の言う通りだ。俺の『だ！』をパクるのではない。」

『いやそこ？？？？？』

銀「つーかお前、さっきからなんでちょっと楽しそうなんだよ？今めちゃくちゃシリアス説明ゾーンでしょうが」

桂「お前はバカだから、収入源がどうとかはどうせ知らんだろうが一応聞いておくぞ？何かこの件に関して情報は」

『持ってない。そもそも春雨ってそんな凄かったんだね。私エリート企業にいたってことじゃん。ってかバカはお前だバーカバーカ』

室内に二つのため息が響いた。