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続々。 ページ20

銀時side




結局蛇足にまみれてしまったが、本題のキス魔問題についてようやく本筋に触れる事としよう。



言葉にすると割と単純な話で身売りしていた事

もあり、彼女にとってのハグやキス、加えてい

えばそう言った行為は、日常動作の一環の様な

ものになっていたのだ。初めはそんな事はなか

ったのだろう思うが、壮大な嫌悪感から逃れる

為、彼女はそう思う事にしたのであろう。傷口

を抉るような真似は出来ないし、したくもない

為その真偽は明確な訳ではないが、きっとそう

なのであろう。

少しおかしな話ではあるが、松陽がその誤りを

Aが傷つかない言葉を選びながらゆっく

り丁寧に治したのだ。

その流れの中で、ハグやキスは好きな人とする

もの。と言う認識が生まれたのだ。…まぁ間違っ

てはいないのだが、好きの誤認識から俺や松陽

にそれらをする様になったのだ。思春期の俺に

とってそれはまさに生き地獄で、何度も注意し

ていた。『でも2人のこと好きだし』と不服そう

にするアイツはまだ可愛げがあった方だと思

う。

その後あの馬鹿2人にも出会い、充分時が流れ、

Aの好きの枠に幸も不幸も入った事で、

事情を知らなかった2人にこっぴどく叱られたア

イツはそれらの行為をする回数が徐々に減って

いったのだ。

続々続。→←続。



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作者名:べにまる。 | 作成日時:2020年4月14日 23時

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