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40話。花粉症ほど辛いものはない。 ページ15
沖田隊長と大江戸スーパーにより、私達の足は万事屋へとむかっていた。どうして主役が買い出しに行くのか。そんな不満もこの状況下ではどうでもいいと言っても過言ではなかった。
第一に、酒を飲まなければいけないかもしれないと言うこと。
第二に、私は過去を適当に捏造していた。あの境遇から幼馴染なんてものが居るのは辻褄が合わないだろう。後々気づいても後の祭りという奴だ。それに気づいた道中、私が渇いた笑い声をあげたのを面白そうに見ていた隊長の顔をよく覚えている。
触れてこなければそれ幸いに越したことはないのだが、土方さんと沖田隊長なら十二分にあり得る。
第三に、その幼馴染が銀時だということ。小太郎や、晋助で無いことで文字通り首の皮一枚繋がっては居るが、面倒事が避けられなくなっている事に変わりはない。
今はただ銀時の事が、いや白夜叉のことが真選組に、知られていないことを望むしか無いのであった。
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作者名:べにまる。 | 作成日時:2020年4月14日 23時