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「お待たせしました……」
そう言って顔をあげた先は
「あ、ヒトデちゃんきたきた〜」
オクタヴィネル三人組
「わざわざこんなところまで来て、僕に何のよう？」
「随分と冷たいですね、Aさん」
と泣き真似のアズール
正直面倒だ
「僕たちはウィンターホリデーのお誘いをと……」
ジェイドの言葉で察しがついた
「そういえば、帰らないんだったっけ？」
「はい、ですから今年もAさんを誘おうと……！」
「そうだね、今年もお邪魔しようかな……」
誰もいない寮にいてもだし………
「やった〜、今年もヒトデちゃんと年越しだ〜」
と喜ぶフロイド
「ねぇ、それだけじゃないんでしょ？」
わざわざフロイド達がホリデーの誘いだけに来るはずがない…
「えぇ……僕たちはあることを調べに来ました」
「ですが、今は無理なようですね……日を改めます」
そう言って立ち上がり帰ろうとするジェイド…
………結局、何がしたかったんだろう…？
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作者名：神咲 | 作成日時：2020年8月12日 14時
