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3日目の朝
何やらラギーやレオナ先輩等、サバナクロー生達が忙しそうにしている
何か、あったのかな…
「あ、A君！ちょうどいいところに！」
ラギーに声をかけられた
「これは、何事？」
「いやぁ〜、お宅の後輩のお友達に脅されまして〜」
「なるほど……」
何だか嫌な予感がする
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
嫌な予感ほどよく当たるって言うよね
目の前には黒い何かを身にまとっているアズール
「レオナさんが期待させるようなこと言うからっ！！」
ラギーやレオナ先輩も焦っている
「り、リーチ兄弟は今どこに？」
近くにいるオクタヴィネル生に聞くと
「い、今は珊瑚の海に…………」
早く二人を連れ戻さないと
僕は鏡の間へ行き、こう唱える
「僕を……珊瑚の海に導きたまえ！」
光がさして次に目を開けると海の中
やばっ……息できなっ………
「ヒトデちゃん！？何してるの！」
急いでユニーク魔法を使う
「えっ、A先輩！？」
フロイドを追って来たのかエース達もいる
「ヒトデちゃんの人魚姿、とっても可愛いねぇ」
「えぇ、本当に」
悪い笑を浮かべる兄弟たち
「そんな事言っている暇はないよ……早くアズールの元へ行かないと！！！」
「は？どういうこと？」
「アズールが…………オーバーブロットしかけている！」
察してくれたようで急いで泳いでいくリーチ兄弟
「A先輩？」
「君達も……早く行った方がいい」
僕はそう言うとリーチ兄弟を追って泳いだ
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作者名：神咲 | 作成日時：2020年8月12日 14時
