女だって喧嘩して何が悪い

び、美人や…ぺっぴんさんや ページ19

夢主side



今日は休日なのに佐野先輩に呼ばれた



呼ばれた場所には「佐野道場」と書かれており、何故呼ばれたのか不思議で仕方ないA。


「あ、こっちこっちー」


最近、嫌でも聞き慣れた声。


私の大事な睡眠時間を奪った人がパジャマ姿で呼んでいた。


『佐野先輩。』


マイキー「マイキーって言えよ。言わないと俺はここから一歩も動かねー」



これはこれは、噂の駄々っ子マイキー様ではないか。



ツーンと頬を膨らましながらそっぽを向く万次郎



あ…これは呼ばないと駄目なヤツだ



『マイキーさん』



マイキー「ちげぇ。マイキー」


『マイキー君』



マイキー「マイキー。」



『ま、マイキー…』


私がそう呼ぶとマイキーは嬉しそうに笑い、手を引いてくれた









________________



マイキー「エマ〜」


家の扉を開けた途端、女の子の名前を呼んだ



エマ…？外人さんか？？


エマ「あ、貴方が宵崎さん？」


『え、あ、はい』


エマ「渡したいものがあるから、ついてきて貰ってもいい？」


私は小さく頷く


わぁぁ美人さんだ！え、綺麗可愛い


そんなこんなで、すぐに部屋の前についた。


エマ「適当に座ってて！お茶入れてくるから！」


『は、はい』


勢い良く扉を閉じ、台所に向かって行った美人さん


な、なんて出来た子なのだろう…男だったら惚れてた(男装中です)



トトト、という音と共に戻ってきた美人さんは


エマ「はい」


優しくお茶を渡してくれた

初めましてエマちゃん→←たけみっちぃぃ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す