名探偵コナン 安室透 新！ポアロ！！

家 ページ6

ーーーーーんー…
私は肩までお湯に浸かった。
……………………
ぶくぶく

うーん…

ぶくぶく

安室さん、最後なんて言おうとしたんだろ…

お風呂に入ってからというもの、ずっと安室さんの事を考えておりなかなかあがれない。

別に、恋愛的にはみていない。ただ気になるだけだ。……たぶん。

無理やり結論にたどり着かせ、無理やり上がろうとする。
暑い…熱い…………あがるか…。


今日は、念入りにシャンプーもリンスもした。理由は分からない。

ブオオオオオオッ
ドライヤーで髪を乾かす。
時計を見ると、9時前になっていた。

カチャ
私はドライヤーをしまうと、ベッドにゴロンした。

時間は経つが、安室さんの事は頭から離れない。


瞼が重くなってきた…

｢安室さ……｣
眠りかけた、その時

ドッドッドッドッドッ
すごい勢いで階段を上がる音がして、目が覚めた。
ガチャ
｢おねーーーーちゃーーん！！わさびが逃げたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ｣

｢………………結芽乃？｣

わさびとは、結芽乃が隠して飼っている野良犬の事だ。まだ体も小さく、結芽乃はとても可愛いがっていた。
結芽乃は、私の妹でまだ小5。家ではこのように活発で明るいイメージがあるが、学校ではとても大人しい。

…………………しゃーないなぁ

結芽乃を助ける気はない。わさびが可愛かっただけだ。それなりに愛着もわく。
妹はまだ小さく、夜出歩くのは危険だ。なので、私1人で行く事にした。
別に、幽霊などは怖くない。私が怖いのは人間だ。だが、夜の東京は騒がしい。
ここら辺はそこまでではないが、出歩いている人は普通にいる。

母達に気づかれないよう、忍び足で家を出た。


｢ここにもいない…｣
私は家近辺を全力で探した。


すると、1台の車とすれ違う。

｢……………！？｣
間違いない。安室さんの車だ！
ついさっき、安室さんの車、白のRX7とすれ違った！今日乗ったばかりで記憶も新しい。
中までは見れなかったが、確かに安室さんの車だった。
気づいた後も目で追うが、車は遠くなっていく。


続きます！
お気に入り登録してくださり、本当にありがとうございます！！
話が急展開してしまいました！すいません！！
ですが更新していくので、温かい目で見守ってやってください！！

夜→←雨（4）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す