ピエロの正体を誰も知らない１【トラファルガー・ロー】

私と組まないか？ ページ18

。


ロー「お前の思惑通り俺と接触できた訳だが
……お前の目的は何だ？」

貴方「トラファルガー・ロー、私と組まないか？」





Aはローの前に立つ





貴方「私にドフラミンゴを失脚させる策がある。」

ロー「ほう…？」





足を組み直し、Aを見据える





貴方「私はドフラミンゴにとって1番の大切な宝を盗み出すことに成功した。
それを切り札に“天夜叉”を地に落とそうと考えている。」





その発言に周りの者は、驚きのあまりかたまっている。





ロー「ックック…面白い、お互い考えている事は同じのようだなァ？」





Aは意外そうにローを見た





貴方「フフ…あの日から、何もしてなかった訳でも無さそうだな。」





その言葉に、ローは眉間に皺を寄せ不愉快そうに睨んだが、Aは気にせず話を進める





貴方「ひとつだけ聞きたい。君はドフラミンゴを憎んでいるのか…？」





ローを正面から真っ直ぐ見るA

面の隙間から見えたその目は冷たく光の無い、暗いものだった





ロー「お前が俺の何を知っているのか分からないが、俺はあの人の本懐を成し遂げたいだけだ。」





ローの言葉を聞いて、Aは目を見開く





貴方「ロシナンテの意思を受け継いだという訳か…」

ロー「それ以上の事を今は話す気は無い。」

貴方「フフッ…君の事、少しは見直したよ。」

ロー「あ"？いちいち腹立つ野郎だな…バラすぞ。」





一瞬だったが本気の殺気をAに放った

凍りつくハートの海賊団のクルーと
ルフィが弟でよかった〜と言い、
殺気を全く気にしていない様子のエース





貴方「ハハ、そう怒るな。詳細は後日、酒でも飲みながらゆっくり話そう。
あの男のクライマックスを盛り上げるための最高のシナリオを…ね。」

ロー「そりゃあ、美味ェ酒が飲めそうだな？」





ローは不敵な笑みを浮かべた

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