ピエロの正体を誰も知らない１【トラファルガー・ロー】

To Amazon Lily -女ヶ島へ- ページ17

。



貴方「…何のつもりだ。“死の外科医”。」





Aの首にはローの刀がそえられていた。





エース「おい！ロー！！何してんだ！！」

ロー「素性のハッキリしない人間を船に乗せるほど俺ァお人好しではないんでな。」





周りに緊張が走る





ロー「お前は何者だ。何故あの戦場にいた？…ロシナンテの亡霊サンよォ？」

エース「こいつはr
「いい、自分で話す。」…そうか。」





エースの言葉を遮るように言うと
Aはローの刀をつまんで退かし、甲板の柵にもたれるようにして立つ





貴方「…まず、あの戦場にいた理由から話そう…理由は2つある。」





Aは視線をローに移す。





貴方「1つは、ロシナンテを知る者のとの接触だ。」

ロー「…成る程、あの頂上決戦の注目度はかなり高い。あぶり出すのにはうってつけのステージだな。」

貴方「あぁ、…まさかこんな早く接触できるとは思ってもいなかったがな。」

ペン「ロシナンテ…？誰です船長？？」

ロー「…ハートの海賊団の名の由来にもなった…コラさんの本名だ。」


「「「…ッ！？！？」」」


エース「ロシナンテ？コラさん？そいつァ何者なんだ？」





話について行けてないエースが、そう皆に問いかける





貴方「ロシナンテは、11年前に殉職した海兵だ。七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴの実の弟で、兄の悪事を止めるためドンキホーテファミリーに潜伏していたが…」

ロー「俺を助けるために、コラさんは実の兄ドフラミンゴの手によって殺された。」

エース「なっ…。」

貴方「皮肉だよな……片や血の繋がらない兄弟は強い絆で結ばれ命をかけて助け合い、片や血の繋がる兄弟は道を違え殺しあった…」


「「「……。」」」


エース「血の繋がった…兄弟を……」

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