ピエロの正体を誰も知らない１【トラファルガー・ロー】

マリンフォード沖２ ページ15

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ルフィとジンベエの治療を終えたトラファルガー・ローが、集中治療室から気怠そうに出てきた





ロー「現状命を繋いでいるが、あり得ないほどのダメージを蓄積してる。
…まだ生きられる保証はない。」


女帝「……！！」

貴方「おいおい、二つ名に“医者”が付いといて随分と弱気だな？」

ロー「うるせェ…やれる事は全部やった。」

イワ「当然だっチャダル！！ヒィ〜ハ〜！！」





軍艦に乗っていた“革命軍”イワンコフが
ローの潜水艦に飛び移ってきた。





イワ「麦わらボーイはインペルダウンですでに立つこと出来ない体になってたのよ！
よくあれだけ暴れ回ったもんだッチャブル！」

ロー「…。」

イワ「それもこれも全ては兄エースを救出したい一心！…麦わらボーイはそれをやってのけた！だからきっと生きて戻ってくるッチャブル！！！」

エース「ルフィ…！！」

女帝「あぁ…！ルフィ…妾が身代わりになってあげたい…」





ルフィへ恋心を抱いているハンコックにとって、想い人が大怪我を負って死の淵を彷徨っている事は耐え難い事なのだろう





(((女帝にあんな想ってもらえて羨ましい…)))





貴方「貴方のような一途で美しき女性を不安にさせる弟君も罪な男だ…」





Aはハンコックの横に並び、一緒に遠くの海を眺める





貴方「そんな貴方の真っ直ぐな真心は、きっと彼にも届いてますよ…だから今は信じましょう。」





海を眺めていた視線をハンコックに戻し、彼女の手を取り握りしめ見つめ合った





貴方「…それに弟君が目覚めた時に、貴方が笑顔で居てくれた方が彼も嬉しいでしょう。
だから、そんな悲しい顔をしないで…？」

女帝「本当に妾の心はルフィに伝わるのか…！？分かった…笑顔でルフィを出迎えるぞ……♡((ッポ///」


「「「っかわいい！！！////」」」





((女帝に触れられるって何者！？超羨ましい…！！))





貴方「か、可憐だ…(弟君が羨ましいです)」

ロー「おい、本音の方が漏れ出てるぞ。」

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