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貴方side
「「「っえぇぇ!!?」」」
『っうわ、ビックリした…』
ヤメテよもう…今マイクがキーンってなった。
てか公安の一部からも声上がってたけど…え?お前らマジで?流石に泣くぞ??
「ビックリなのはこっちよ!!」
「Aさんって女性だったんですか!!?」
FBI側の人間が驚き困惑している中、赤井さんだけは額に手を当て項垂れている。
「…すまない、配慮に欠けていた。」
『言わなかった私が悪いし、むしろ私が謝る側だよ。』
「いやしかし、知らなかったとはいえ、女性と一緒に住んでいたのは…」
「住………は??」
『今思えば、シュウとふたりでめっちゃ新婚みたいな事してたね。』
「新婚………“シュウ”?」
あれ、おかしいな。
さっきの上司さんの最後の言葉が、地獄のようなデスボイスに聞こえたけど、マイクの故障かな。
「っくく、それは是非とも見たかったなぁ…」
「優作さんまで揶揄わないでください。」
『はは、ダーリンったら照れちゃって〜』
「熊狩ィィッ!!降谷さんの御前だぞ!?ひかえろ!!!」
『はぁ?なんで私が上司さんに殿様対応しなくちゃいけないの??これだからパワハラ上司は…』
「「「違う!!そうじゃない…!!」」」
画面上では、公安の方々がサイレントで阿鼻叫喚を体現していた。
地獄の苦しみに悶えてる亡者のような姿には、鬼気迫るものがある。
あれ、公安局って地獄の入り口だったのかな。
『というか私、今度組織の仕事で女装(?)するんで、カミングアウトするなら丁度良いんすよね。』
「ちなみにその仕事って…」
『女装する少年が性癖な、変態警察官僚へのハニトラです。』
「ッックッソ、あの変態ジジイ!!!」
面識のある上司さんはテーブルを叩きキレた。
あぁ…備品がまたお亡くなりに…
風見さんは、胃の辺りをさすっていた。
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ユナ(プロフ) - 更新楽しみにしています (8月24日 8時) (レス) @page30 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 更新楽しみにしてます、無理せず頑張ってくださいっ!! (2022年8月26日 23時) (レス) @page30 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 続き読みたいです (2022年8月4日 20時) (レス) @page30 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
餅と米(プロフ) - 更新が待ち遠しいっ! (2022年5月31日 0時) (レス) @page30 id: 87d6d54ea2 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 作者の仮面タロウです。たくさんのコメントありがとうございます!長い間返信しきれずすみません。作品更新につきましては、滞っていた作品から順番に更新していく予定です。大変長らくお待たせして申し訳ありませんが今暫くお待ちください。 (2022年5月9日 21時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:仮面タロウ | 作成日時:2019年12月12日 15時