絶対にクビにしてやる２【名探偵コナン】【降谷零】

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貴方side



FBIは、今までの違法行為を
日本側へ有利な利益を還元することによって、日本警察に今までのことを不問にしてもらおうとしていた。


そうして、自分達も組織討伐に参加できるようにするのが、最終目標だったらしい。




これを聞いた私は、思わず吹き出してしまった。


日本の警察組織めっちゃ下に見られてやんの！ウケるww

それを強行するFBIもすげぇよな




だがFBIは、その“利益”を得ることに苦労しているらしい。

成る程、ベルモット捕獲作戦はこの為だったのかと納得した。


あの後の銃撃戦の後始末を徹夜で行った公安の皆様は、本当にお疲れ様でした。



話が脱線した。

要は、日本警察に目をつぶってもらえるだけのメリットを、向こうに与えれば良いだけでしょう？


案外そういったものは、身近に転がっているもので…








『日本警察は、過去の歴史やその気質があってか他国との繋がりが他の国より薄いんだ。』


「なるほど！他国捜査機関との連携をFBI主体で行っていけばいいのね！！」


『そゆこと。』








だから他国捜査機関が、日本で違法捜査のオンパレードが開催されちゃうんだろうなぁ…

私がそう言えば、FBIの皆様は気不味そうにそっぽを向いた。



それならばと、立ち上がったのは工藤優作氏だった。

彼の人脈と組織でのAの名を使って、組織を潰す合同捜査をしないかと、FBIが主体となって持ち掛ける事となった。


結果的に、多くの国から前向きな返事を貰えたらしいが…








『…私の名前入れなくても良かったんじゃないすか？』


「何を言うんだ。あの“A”が、現役の捜査官だったことが何よりの決定打になったんだ。君が居てこそ今回の話はまとまったのだよ。」








嘘でしょ
幽霊部員目指して隠れて仕事してた意味…




ともあれ、それらを私がFBIの捜査官と共にドヤ顔で公安上層部に報告に行けば、あっさり受け入れられ、


あっと言う間に、
組織を潰す為の合同捜査が始まった。

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