64＿過去編 ページ20
貴方side
「ッハハ！こんな綺麗な土下座初めて見たな！！…顔を上げてくれ、別に怒っちゃいないよ。」
土下座する私を見て、怒るどころか大笑いした女の子の父親
私の肩にそっと手を置いた。
『…で、でも、私。』
「あぁ、確かに君は、家の庭に入り倉庫にあるものを使って組み立てていた。」
『はい…』
「でも、それは家主の了承があれば何の問題もない。」
『…っえ、』
顔を上げると、その男の人はウィンクをして笑った。
その顔を見て、やっぱりこの2人は親子なんだなぁっと、混乱する頭の片隅で考えていた。
「実はね、この倉庫内のモノは殆ど使い道がないガラクタばかりでね。君が再利用してくれるのなら使ってもらって構わない。」
『ほ、本当ですか！？』
「その代わり、君の今作っている物の完成品を是非とも見せてもらいたいが…どうかな？」
『はい！ありがとうございます…！』
他の所ではもうやっちゃダメだよ。
そう言い、私の頭をくしゃりと撫でた。
「僕の名前は宮野厚司。そこの宮野医院で医者を勤めているんだ。何かあればそこに来ればいい。」
「私は、宮野明美！よろしくね！！」
『…花摘A。よろしく』
その1年後、
宮野一家は失踪した。
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ユナ(プロフ) - 更新楽しみにしています (8月24日 8時) (
レス) @page30 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 更新楽しみにしてます、無理せず頑張ってくださいっ！！ (2022年8月26日 23時) (レス) @page30 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 続き読みたいです (2022年8月4日 20時) (レス) @page30 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
餅と米(プロフ) - 更新が待ち遠しいっ！ (2022年5月31日 0時) (レス) @page30 id: 87d6d54ea2 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 作者の仮面タロウです。たくさんのコメントありがとうございます！長い間返信しきれずすみません。作品更新につきましては、滞っていた作品から順番に更新していく予定です。大変長らくお待たせして申し訳ありませんが今暫くお待ちください。 (2022年5月9日 21時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮面タロウ
| 作成日時：2019年12月12日 15時
