絶対にクビにしてやる２【名探偵コナン】【降谷零】

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貴方side



『改めまして、警視庁公安部所属 花摘Aでーす。よろしく』


「「「……」」」







来葉峠にて、走り屋も真っ青な峠バトルが行われたのが一週間前

今日は、工藤邸にて家主の工藤優作さんに、FBIのジョディさん、キャメルさん、沖矢昴に扮した赤井秀一

そして、何故かこの場に居るコナン少年と、私で、話し合いの場が設けられていた。







「信じたくはないけど…」


「彼らの話からして、それが真実なのだろう。」







しょっぱい顔をするコナン少年と優作氏に、なんとも言えない気持ちになる。







『一度目に、工藤邸に突撃訪問した時は信じてくれなかったから、仕方なく強硬手段に出たけど…信じてくれて良かったすよ。』


「犯罪組織で頭がぶっ飛んでいると定評のある少年が「自分は日本の警察官だ」なんて言い出しても、いつもの狂った言動だとしか思わないだろう…」


「確かに…」


「裏切るとAに喰われるぞ(物理)。という脅し文句もあったくらいだからな。」


『え、何それ初耳』


「Aは、暗殺を好む食人鬼って裏の社会では有名でしたからね…」


「食人…ッ！？」


『それは酷い勘違い。獣狩りとジビエ料理を作るのが趣味で、堂々と対象者を保護してただけ。私は人なんて食べませんよ。』


「じゃあ、みんな生きてるの！？」


「まさか！あそこに居たカルバドスも…！！」


『もちろん、カルバドス含めみんな身柄は警察に保護されてます。』


「アナタに食われたかと思ってたわ…」


『酷い。』







意識ある状態で両足をボキボキに折った、隣にいる彼の方がよっぽど酷いと思うけどな。



現在カルバドスは
警察病院で療養中だ。

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