56_過去編 ページ11
貴方side
この家は潜入捜査官の為のセーフハウスとして扱われることで丸く収まった。
だが、それよりも面倒だったのが、デレデレする先輩の相手だった。
それをつまらなそうな顔で見ているゼロ
『ねぇちょっと、何その顔??』
「え、僕?」
『そうだよ!勘のいいお前だよ!!自分だけ蚊帳の外みたいな顔しやがって!!元はと言えばゼロがきっかけでしょ!コレ何とかしてよ!!』
↓コレ
「くふふ、Aちゃんってば素直じゃないな〜」
『“Aちゃん”!?気持ち悪い呼び方するな!!』
「…その原因を作ったのはお前だろ。」
『とにかくお宅のヒロさんをどうにかしろ!』
ひっつく先輩をゼロに投げたが、腕を掴まれそのまま私まで突っ込む羽目になった。
「ぐはっ、何だいきなり!」
「ナイスキャッチだなゼロ!」
『うわぁ、これ公安のレディ達に見られたら殺されそう。』
「おい動くな…僕は疲れてるんだ…!はぁ、ダメだもう限界」
『え?っうわ、』
ゼロは私達を抱きかかえたまま、後ろへ寝転ぶように倒れた。
『ゼロも疲れる事あるんだね。』
「お、ゼロ両手に花じゃないか。」
「お前らなぁ…」
『……っぷ、』
「『「ギャハハハッ!!」』」
幸せだった。
息の詰まる日々を送る私達にとって、一息ついて深呼吸できる、
そんな、かけがえの無い時間たった。
だが、そんな日常は
すぐに終わりを迎えた。
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ユナ(プロフ) - 更新楽しみにしています (8月24日 8時) (レス) @page30 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 更新楽しみにしてます、無理せず頑張ってくださいっ!! (2022年8月26日 23時) (レス) @page30 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 続き読みたいです (2022年8月4日 20時) (レス) @page30 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
餅と米(プロフ) - 更新が待ち遠しいっ! (2022年5月31日 0時) (レス) @page30 id: 87d6d54ea2 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 作者の仮面タロウです。たくさんのコメントありがとうございます!長い間返信しきれずすみません。作品更新につきましては、滞っていた作品から順番に更新していく予定です。大変長らくお待たせして申し訳ありませんが今暫くお待ちください。 (2022年5月9日 21時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:仮面タロウ | 作成日時:2019年12月12日 15時