story 14 ページ15
たぶん、理由を付け仲直りしたかっただけだと思う。
和「相葉さん。」
ちょんちょんと相葉さんを引っ張ると、
雅「あーごめん！今から俺速攻家帰って勉強するから。」
…どんだけ父ちゃんの餃子好きなんだよ。
貴方から勉強というワードが出てくるだけで鳥肌立つわ！
和「翔ちゃんが勉強見てくれるって言ってるのに？」
雅「えー！マジで！」
和「うるさ。」
雅「わー！和くんありがと☆」
和「ちょっ！苦しい、はなして！」
───────
雅「ニノちゃんの部屋全然変わってないね！」
先週ゲームしに来たばっかじゃねぇーか。
和「翔ちゃんもうすぐで帰って来ると思うから。
何か飲む？」
雅「えっとね、コーラある？」
和「たぶん。入れてくるわ。」
雅「俺も一緒に行くー！」
和「俺達はカップルか。
…あっ相葉さん、りんごもあるよ。」
雅「え、マジ！？どーしよ。」
ピーンポーン
翔ちゃんだ。
和「…相葉さん出て！」
雅「はいよー！」
ガチャ
雅「翔ちゃーん！久しぶりー！」
翔「相葉くん！久しぶり。」
雅「待ってたよ！今日はよろしくね！」
…よかった。いつもの翔ちゃんだ。
翔「かずは？」
雅「ジュース入れてる。」
翔「そっ。」
和「あっ相葉さん、何飲むの？」
雅「アップル！」
和「……翔ちゃんは？」
翔「コーラ。」
和「わかった。」
…やっぱり気まずいよな。
そりゃそ「これさっき説明したよね？」翔
雅「ううっ」
翔「意味分かってなかったならそん時言って！」
雅「はいっ！」
相葉さんがメッタンコにやられてる。
翔「かずも！」
和「へ？」
翔「さっきから全然進んでないけど？」
雅「うひゃうひゃ！」
翔「笑う暇あるなら、一問でも多く解いてくれる？」
ちょースパルタじゃん。
そんなところもカッコいいだなんて。
あーダメだ。こんなんじゃ勉強に集中できない。
和「…ねぇ相葉さん、飯食ってくよね？」
雅「えっいいの？」
和「うん。何食べたい？」
雅「ナポリタン！」
和「言うと思った。作ってくる。」
雅「俺も！！」
翔「相葉くんは勉強しよっか？」
雅「えー！休憩しようよ！」
翔「相葉くんが勉強教えてって…」
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作者名：名香屋 羽衣 | 作成日時：2019年9月28日 17時
