またまたなんでこうなった ページ36
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「あ、銀八」
「あ?」
「今度私の部屋に忘れてったネクタイ、取りに来なよ?」
付き合ってんのか。
いや、いた?分かんないけど
胸に、ぽっかりと穴があいた。
もうなんか
自分の指先に血が通ってない気がした。
「おまっ…」
「じゃあ私いくね!」
「…ッチ
俺らもいくか」
「うん」
「ねえ、銀八」
「ん?」
「ヴェルジュさんと
そういう関係だったの?」
「…昔な」
「そういう、事もした?」
「…」
「もし、さ
私ともそういうことしたっていったら銀八はどうする?」
「…は、?」
ポツポツ、
地面に
ぽたぽたと
模様が出来ていく。
段々、段々気温が冷えていく。
だからか、
銀八の手を引いて、
顔を近付ける
「ねえ、銀八」
「生徒だけど、そういう事できる?」
「クソガキだけど恋愛できる?」
「ハーフじゃないし、
大人でもないし、綺麗じゃないけど、私のこと好きになってくれる?」
…
(銀八side)
雨のにおいがしていた。
傘なんて持ってねーよ
生徒の置き傘でも奪ってやろうか
なんて
グダグダと言っていたら
電話が鳴った、そして勢いで学校を出た。
…
そして、
隣にはA。
まあ、高杉と繋がってるだとか何とか言う噂は聞いていたがまさか煙草とは。
さぞ、消沈しているようで
Aは心ここにあらずといった状態だ。
なのに、
「もし、さ
私ともそういうことしたっていったら銀八はどうする?」
なんでこうなった。
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高坂美月 - 銀八かっこよすぎ!!!すっごく面白かったです!!! (2018年2月6日 23時) (レス) id: c784d663da (このIDを非表示/違反報告)
愛呼(プロフ) - 腐女子さん» そのお言葉すごく嬉しいです!小説書いててよかったと思えます( ; ; ) (2017年12月27日 20時) (レス) id: fcd4de5c94 (このIDを非表示/違反報告)
腐女子 - 一生このお話のこと、忘れません! (2017年12月26日 13時) (レス) id: 68d8480e55 (このIDを非表示/違反報告)
腐女子 - なんか、感動しました! (2017年12月26日 13時) (レス) id: 68d8480e55 (このIDを非表示/違反報告)
愛呼(低浮上)(プロフ) - 桜咲美羽さん» のろのろとほんとに申し訳ないです(。-_-。) 優しいお言葉ありがとうございます!!! (2016年7月4日 22時) (レス) id: a0e7a8014a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杉田.愛呼 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aiko55185/
作成日時:2015年8月1日 23時