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ちょっとした疎外感 ページ24







なにか

気の抜けそうな
今の気分を振り払おうと


必死になって接客した。





もうすぐ、バイト終了の時間だな〜なんて時計を見ていたら。







「ヴェルジュさん!?」


「あーAちゃん!
良かった〜今日出勤してて…」








大人っぽい
サングラスをしてて、


ピタッと脚に張り付くジーパンを履いてるけど足が細くて長いからとっても似合ってる。



フードコートの中で流れている人の波の中、一人だけ異彩を放っていたその人。









「あら、中島さーん!」


「あー店長!!お世話になってました〜」


「どうしたの今日は?」


「お友達が出来たので働いてるところをみたいなーって思って」








なんて、

可愛い笑顔で私を示すヴェルジュさん。









「あはは…」


「あら二人知り合いだったの?」

「まあ…」

「あ、店長これ。
いきなり辞めちゃったのでお詫びの品を…」

「あーそんなんいいのに〜
じゃあ奥に入って少し休憩でもしましょうか」









随分、

好かれてる方なんだなって思う
前にお茶した時聞いた話ではストーカーがバイト先にまで付きまとっていた為に辞めたと聞いた。


だけど
普通に考えたら


ストーカーに悩まされてバイトを辞めたのに同じショッピングモールで働いてるってなんだかおかしくない?



だけど店長やその他の古株の皆様方は思いがけないヴェルジュさんの登場に喜んでる。









「Aちゃん?
今人引けてきたからちょっと任していい?」


「はい、ごゆっくり」









ほらね。



ヴェルジュさんを引き連れて
店の奥まで行った古株さんたち。


もう、私バイト終わるんだけど…









「ハァ…」







別にヴェルジュさんが嫌いな訳じゃない。



そりゃ私は新人だから
あまり受け入れられてないのかもしれない。

けど、


こんな賑やかなフードコートの中の
一角て1人で接客してろ、なんて。





「(さみしすぎる…)」


「おーい浮かない顔してんな」




「!?…なんで、銀八!?」






好きでもないのに、ね→←やだ



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設定タグ:銀魂 , 3z , 坂田銀八   
作品ジャンル:アニメ
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高坂美月 - 銀八かっこよすぎ!!!すっごく面白かったです!!! (2018年2月6日 23時) (レス) id: c784d663da (このIDを非表示/違反報告)
愛呼(プロフ) - 腐女子さん» そのお言葉すごく嬉しいです!小説書いててよかったと思えます( ; ; ) (2017年12月27日 20時) (レス) id: fcd4de5c94 (このIDを非表示/違反報告)
腐女子 - 一生このお話のこと、忘れません! (2017年12月26日 13時) (レス) id: 68d8480e55 (このIDを非表示/違反報告)
腐女子 - なんか、感動しました! (2017年12月26日 13時) (レス) id: 68d8480e55 (このIDを非表示/違反報告)
愛呼(低浮上)(プロフ) - 桜咲美羽さん» のろのろとほんとに申し訳ないです(。-_-。) 優しいお言葉ありがとうございます!!! (2016年7月4日 22時) (レス) id: a0e7a8014a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杉田.愛呼 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aiko55185/  
作成日時:2015年8月1日 23時

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