【銀魂】校 則 違 反【坂田銀八】

美人 ページ19

バイト終了の時間となり、
スタッフルームへと戻る。
大きなショッピングモールの為スタッフルームは各階、店舗など関係なく共用。



だから全然関わりのない
人達とも顔を合わすことになる。







「(わ、綺麗な人…)」







隣のロッカーで、


緩くウェーブのかかった
長い黒髪を軽く整えていた女の人に目が止まった。







目鼻立ちが

すっきりと整っていて
瞳は淡いグリーン。


カラコン？







あまりにも
ジロジロと見ていた為か


その人もこっちを見ていた。







「あ、えーとすいません…」


「ふふ…私こそジロジロ見ちゃったわね」









あー声まで美しい。



それに比べて私は…
咄嗟に出したから掠れて低い声。



ーーー恥ずかしい。








「その制服、サーティワン？」


「あ、はい…最近入って。」


「そうなの！私も前ここのサーティワンで働いてたのよ。今はお洋服屋さんに変わっちゃったけどね。」



「あーそういえば勤務表に見慣れない名前が…」







「中島ってかいてあった？」


「はい」


「じゃあそれ私だわ。
中島ヴェルジューー私の名前です。」


「べ、べるじゅ！？」






＊

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