【銀魂】校 則 違 反【坂田銀八】

教育的じゃない ページ1

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「んー…ぅ」









色気なんて皆無。


低い唸り声みたいな声を
上げながらベッドから這い出るのは私。









あれ、うちのベッドこんな柔かったっけ？









まだ起動してない
頭を必死に動かして考える。


そして、ぼんやりと焦点の合わなかった
瞳が段々と焦点があってーーー…。









「あれ、…ここどこ、」









目が覚めると
広がる風景は見覚えがなさすぎた。









いや、

ちょっと語弊があるか。




見た事はあるけど
見慣れはしない、そんな部屋。









「なんで、私…ここにいるの？」









そこは所謂、
男と女が愛を育む、そんなホテル。







だってお部屋がムーディだし。
まあ、私は服着てないし。






床には
私のスカート、パンツ、ブラ。




そして見覚えがない男の人の服。









「ん？」









隣を見ると、



白髪で
ぐりんぐりんに捻じ曲がった髪が見えた。









背中に冷や汗が伝う、



だって
私、この頭見覚えあるよ？









「まさか、…」









恐る恐る、布団を捲ると
いちご柄のパンツを履いた上半身裸の男が。









顔を確認すると、



心底驚いた。









「ぎ、銀八…？」









そこに居たのは
私の学校の担任だった。

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