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「送っていきます」




と、後輩の蒼弥に送ってもうなんて申し訳なくてずっと断っているのに




外見とは裏腹に律儀な彼は、私の意見なんか聞かずにどんどん進んでいく。









「先輩は、女の子なんだから男に黙って送られてください」





なんて、そんなかっこいいセリフをどこで覚えたのか。



中学校の時より伸びた身長も、体格も男の子なんだなって思うには十分すぎるほど変わっていた。









「髪の毛、染めて怒られなかった?」









「もう、それはこっぴどく。



危うく、1時間以上怒られそうになりました」








怒られるのも仕方がない。





髪染めに、髪の長さに、ピアス。




外見はただの問題児。

それでも、人懐っこい彼の周りにはいつも人がいたっけ。




「痛まないようにちゃんとケアするんだよ?」





というと、私の腕をもって自分の髪を私に触らせた。








「え?」








「ほら、サラサラしてるでしょ?
ちゃんと週一美容室にいってるの」

















蒼弥は、何処ぞのアイドルか何かなのかな?

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ハル(プロフ) - 新作、!!!頑張ってください! (2019年8月19日 0時) (レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひまわり | 作成日時:2019年8月19日 0時

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