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「先輩おはようございます!!」
「おはよう」
1人で登校する事が多かったのだけれど
彼が入学してからは、毎日のように一緒に登校している。
まぁ、勝手についてくるだけなんだけど。
「昨日、寝れました?俺凄い暑くて、エアコンつけながら寝ちゃったんですよ〜」
毎日こうも一緒にいて蒼弥は飽きないんだろうか。
君が話題を振ってくれるから、私は楽に話すことが出来るけど君には負担でしかないはず。
「風邪ひいちゃうよ」
「それじゃあ風邪ひいたら先輩が看病して下さいよ」
「え」
「はいかYES以外に選択肢ないですからね」
と、饒舌に話す蒼弥。
本当に口だけは上手いんだから。
「それもう、選択肢もないじゃん(笑)」
というと、彼はそうですよ!!と元気よく言って笑っていた。
先輩は、俺を看病する宿命なんです、って冗談を言うものだから思わず私も笑顔が溢れる。
まさか、この光景を彼に見られているとも知らずにね。
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ハル(プロフ) - 新作、!!!頑張ってください! (2019年8月19日 0時) (レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひまわり | 作成日時:2019年8月19日 0時