女王陛下の話 (ページ2)

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どもどもAです☆
今日は幹部の皆には内緒にしてお金を使って来るよ！え？どこに行くかって？それは着いてからのお楽しみ！
そこに行くには顔がバレないようにしなくちゃね。あ、もちろん仕事だよ？
さてと、窓から飛び降りて脱出だぜ☆

In目的地
ついたぁ！そろそろ教えてくれって？しゃあないなぁ！ここは闇のオークション会場だよ！
今日ここに来たのはこの店を潰すため。
幹部の奴らには内緒だけどねー
《ガチャ》
「いらっしゃいませ。どうぞ席にお座りください」
ふーん……店員の対応はいい感じ。店の内装も薄暗くステージだけスポットライトが当たってる。怪しい感じがプンプンするなぁ(笑)

そうこうしているうちにオークションが始まっていた
店員「本日はお越しいただき誠にありがとうございます！皆様が喜ぶような商品を集めて参りましたのでどうぞ最後までごゆっくり！」

そして商品が出てくる出てくる。ちなみに売られているのは人間とか怪しい薬とかそういうもの。
まぁ、どれにも興味が無いんだけどね(笑)

店員「本日の目玉商品！こちら普通に見ればただの少年ですがこいつの目はこの国では珍しい紫色の目！2000万円からスタートです！」
ほう……紫色の目か。
『フッ。いいだろう。』
客1「3000万！」客2「4000万！」客3「5000万！」
しょうもない。
『8000万。』
店員「え？………はっ、8000万円！只今の最高額は8000万円です！」
客1「ッ…………！8500万！」
『9000万。』
客1「9500万！」
『1億。』
店員「い、1億円より上の方いらっしゃいますか？」
「「「……………」」」
『よし。居ないな。彼は僕のものだ。早く寄越せ』
そう言って彼を貰う。契約書を書き、手錠を外させる。そして店員に自分の顔を見せながら
『1週間以内にこの店をクローズにしろ。しない場合は物理的に潰すからな。』
店員「は、はい……」

「なんで俺に1億もかけて買ったんですか？」
『別に深い意味はない。ただお前のその目に惹かれただけだ。』
「手錠をとったら逃げるかもですよ。」
『逃げても構わない。』
これは本心だった。人は人らしく生きる権利がある。だから逃げても構わない。
「あんたって変わってますね。」
『よく、言われるよ(笑)
お前、名前は？それから勉強、運動はどれくらいできる？』
「名前はないっす。勉強は普通の人よりはできると思います。運動は結構できますよ。」
……採用だな。

『なぁ、軍人になってみないか？』