蝶が54匹 ページ7
女の子がスタスタと去って行く
A「ありがとうカミロ。」
カミロ「おう。大丈夫だった？」
A「うん、平気。」
カミロ「そうには見えないけど...」
カミロがAの顔を見て気にする
A「あ、私、行くね」
カミロ「待って、ねぇ良かったらだけど今から...そ、その...デ、デートとかしない...？」
カミロが首をかきながら顔を赤く染めて言う
A「デート？勿論いいよ？」
Aはその姿にクスッと笑みを零して言う
A「あ、でもその前に道具家に置いてこなきゃ。」
カミロ「じゃあ俺も手伝うよ」
A「良いの？」
カミロ「おう！長い時間Aと居たいし。」
A「なにそれ笑」
Aはカミロの顔をて言う
カミロの言葉はどれほどAを嬉しくさせ、寂しくさせただろうか。
Aの本当の事を知った時のカミロは私とはもう居たがらないんだろう。
そんな思いが頭によぎる
でも顔には出せない。また心配させてしまうから。
Aの頭の中に色んな気持ちがよぎるが、出た言葉はそれとは真反対
カミロもAの想いには気づくことも無く2人はAの家の方へ向かって行く。
そして道具をAの家に置き終えると
街に降りていく
デートと言っても何か特別なことをする訳でなく。ただ普通に見慣れた街を歩き、食べ物を食べ、ベンチで話したりするぐらいだった。
オシャレなんてせず、いつもの服でお互い体を寄せあって歩く
それだけでも十分楽しかったとAは思った
そして夕方になり2人はAの家まで行きこの前のように崖に座ってエンカントの街を見下ろす
エンカントの街はまだ明るく空は淡いオレンジ色に染められていた
Aもカミロも何も話さずただ優しく肌に触れるそよ風に身を任せて景色を眺めていた
カミロ「明後日の歓迎会楽しみだな。」
A「うん。すごく。でも、少し心配かな」
カミロ「どうして？」
A「この先みんなと一緒に居られてもそのうちこの街を出なきゃ行けない日が来る事もあるのかもしれなかったりするのかな〜って。」
カミロ「え？、どうゆうこと？A、出ていくの？」
カミロが焦るようにAに言う
A「違うよ笑、もしもの話だよ！もうカミロったら」
Aがカミロの方を見てケラケラと笑いながら言う
カミロ「なんだよびっくりするな...」
カミロがホッと胸を撫で下ろし一呼吸する
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よよよ - 続き楽しみでーす！！！！！！！！！！ (12月17日 15時) (
レス) @page10 id: f80cf1a544 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バスタオル | 作成日時：2023年11月30日 1時
