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練習生が増えてきて、レッスンが終わるとクラスができた時よりも騒がしさが増す。
中国人のメンバーが3人もいるせいか、その騒がしさの中には外国語が飛び交っていて、そんな時間が僕は好きだったりする。
寮に財布を忘れてしまった僕はどこにも行けないからジョンイナとセフナとまっすぐ家に帰ることになった。
そうして話しながら帰っていると後ろから足音が。
尾行されてることに気づいた僕が最初に思い浮かんだのは
テミナやミノヒョン、アイドルになった人たちがいつも悩まされている"サセン"
サセンはアイドルではない時間のテミナ達の私生活にまで干渉してきて、最悪怪我をする場合もある。
SHINeeのヒョン達に会うたびに聞いていたから、気づいていないジョンイナとセフナには危ない目にあって欲しくなくて、咄嗟に
「タオル忘れた！取りに行ってくる！」
と少し大げさにカバンを漁り、先に行ってて
そう言って来た道を振り向き走り始める。
2人がついてくる様子はなかったから、物陰に隠れた
足音の主を追いかけ声をかける。
後ろ姿は女の子で咄嗟に手首を掴んでしまった。
…あれ…？
『あのっ……って…ミヨン？』
振り向いたその子はミヨンだった。
『どうしたの？学校は？？』
「あ、えっと…実は学校家の近くで、オッパが見えたから」
やっぱりついてきてたのはミヨンだったようだ。
サセンだと思って警戒していた分、安心感が僕を包む。
危ないからバス停まで送るよ、と言うとミヨンが僕の服の裾を掴む。
「オッパ…大きくなったね。」
『ほんと？この間帰ったのも半年前だから身長伸びたかも！そういうミヨンも綺麗になったよ。』
中学生になったミヨンは初めて会った時と変わって髪を短くして可愛いバレッタをつけていた。
女の子は変わるものなんだなぁ、なんてしみじみしているとミヨンがオッパ！と大きめな声を出す。
『ん？何？』
「あ、えっと…ダンサーになるために頑張るのはいいけど、無理しないで。また帰ってきてね」
『え？あっ！あぁ、うん、頑張るよ。』
アイドルの練習生、なんて言ってミヨンやヌナに期待されるのが怖くてついた嘘。
それを信じて心配してくれるミヨンに少し罪悪感が残りながらもその日僕はミヨンをバス停まで送った
はやく本当のことを伝えたいなぁ…
その日僕は"デビュー"について考えながら
とぼとぼと寮への道のりを歩いた
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さらん(プロフ) - heexxbumさん» heexxbumさんレス感謝です！私も今読み返してびっくりしました…修正しました！年齢確認してたと思っていましたがまだまだですね… (2018年1月15日 11時) (
レス) id: 68914b8ae3 (このIDを非表示/違反報告)
heexxbum(プロフ) - チャニョルは93lineでは無く92だったはずです。テミナよりも年上ですよ (2018年1月15日 6時) (レス) id: 30978c81fa (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - 虹色合わせ味噌。さん» 虹合わせさんありがとうございます！ネットで確認しながら書いていましたが他サイトで確認したところ、ウー・イー・ファン！になっておりました！すぐ直しますね！！ (2017年10月14日 8時) (レス) id: 68914b8ae3 (このIDを非表示/違反報告)
虹色合わせ味噌。(プロフ) - クリスの本名はウー・イーファンだったと思うのですが……間違えていたら申し訳ありません！ (2017年10月14日 0時) (レス) id: 3ff36800b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さらん | 作成日時：2017年10月2日 23時
