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『ただいま〜』
なんて言っても家のリビングからは変わらず賑やかな声が聞こえてきて、釣られて僕もそちらへ向かう
リビングの扉を開けるとそこには見知らぬ女の人と同じ年位の女の子が1人。…だれ?
「おっ!お前なんで帰ってきた!!」
『可愛い孫になんてこと言うのハラボジ。』
足を怪我して暫く休めって言われたの、なんて言うと心配そうに駆け寄るハルモニ
「大丈夫?5月までなんて…骨折かい?」
『いや、ほんと何ともないんだけどこの頃仕事で日本に行ったりしてたからお休みらしいよ』
そう言うとハルモニと女の人がホッとする。
いやいや。心配してくれてますが…誰ですか?
そんな思いが視線から伝わったのが女の人が近づき話し始める。
「あっ!ごめんなさいね。はじめまして、私は隣に引っ越してきたヨナです。この子は妹のミヨン。」
よろしくお願いしますと言ったヌナは、どうやら妹が都会の学校に行きたいという願いを叶えるためにこっちで就職をしたらしい。
なんというか…学校のために都会に来るミヨンちゃんもだけど、それを叶えようと頑張るヌナもすごいなぁ…
女性の二人暮らしで、ヌナは帰りも遅くなることがあるからミヨンちゃんをハルモニたちが面倒みてるらしい。
『ミヨンさんは何歳ですか?』
そう聞くとミヨンさんはじーっと僕を見つめながら
ミヨン「…96年生まれだから12歳。」
とこたえた。ふむ…1つ下か…
そう思っているとヌナがじゃあ、Aはオッパだね、なんていうとハラボジがニヤニヤしながらフゥー!なんて言うからとっさにハラボジの手を叩いてしまった。
ほんとにこの人は…
それから毎日、夕方になると学校帰りのミヨンが来て、夕飯までの7時過ぎまで僕と遊んだり、1人で課題をしたりすることが日常になっていた。
僕といえば時々ジンギヒョンやテミナが家に突撃して来てご飯を作ってあげたり、歌のアドバイスを続けたり…あれ?候補生の頃と変わってない?
あ、変わったことが1つあった。オンマから携帯電話が送られて来て、毎日オンマやサクと電話するようになったかな。
時々事務所にもかかって来たんだけど、日本語が喋れなくなってるかもと不安そうに毎回日本語でオンマが話しかけて来て、事務の人が焦ってたからこれはこれでよかったかも
そうして月日が流れて季節はすぐに5月に入り、
SHINeeも無事デビューが成功した後。
マネヒョンから1本の電話が届いた。
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さらん(プロフ) - heexxbumさん» heexxbumさんレス感謝です!私も今読み返してびっくりしました…修正しました!年齢確認してたと思っていましたがまだまだですね… (2018年1月15日 11時) (レス) id: 68914b8ae3 (このIDを非表示/違反報告)
heexxbum(プロフ) - チャニョルは93lineでは無く92だったはずです。テミナよりも年上ですよ (2018年1月15日 6時) (レス) id: 30978c81fa (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - 虹色合わせ味噌。さん» 虹合わせさんありがとうございます!ネットで確認しながら書いていましたが他サイトで確認したところ、ウー・イー・ファン!になっておりました!すぐ直しますね!! (2017年10月14日 8時) (レス) id: 68914b8ae3 (このIDを非表示/違反報告)
虹色合わせ味噌。(プロフ) - クリスの本名はウー・イーファンだったと思うのですが……間違えていたら申し訳ありません! (2017年10月14日 0時) (レス) id: 3ff36800b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さらん | 作成日時:2017年10月2日 23時