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練習終わり、ジンギヒョンと話しながら帰ろうとしていると先程のダンスをしていた子が他の練習生と話しているのが聞こえた。
「テミナ！アイス食べに行こ！」
「駅の近くのあそこ！新作でたんだってさ！」
そう言いながら彼らが誘うと、ダンスの子は申し訳なさそうに
「ごめんなさい…ちょっと残りたくて…！」
と言って焦るように教室を出ていった。
ON「A〜！早く帰ろ〜！」
…気になる…というか、話してみたい。
そう思ってジンギヒョンには悪いけど、今日は1人で帰ってもらうことにして、教室に残ることにした。
教室の壁に座り、隅で待っているとあの子が戻ってきた。手にはイヤホン。
どうやらこちらには気づいていないのか、彼は教室の中央に向かってイヤホンを耳につけ、何も差していないプラグ部分をポケットに入れて踊り始めた。
『え！？ちょ！何も挿してないよ！？』
ついそう声に出てしまった。
僕が居たなんて思いもしなかった彼は驚いて振り向き、顔を真っ赤にして近づいてきた。
『ごっごめんなさっ「このことは誰にも言わないで！！！」…え？』
恐る恐る下げていた頭を上げると、彼は涙目で訴えていた。
『あの…』
「イヤホンに何も挿さずに踊っていること、誰にも言わないで…」
『…え？…もしかして、今まで休憩中踊ってた時も、音楽ナシで踊っていたの…？』
そう聞くと彼は恥ずかしそうに涙を浮かべながら頷いた。
『…〜っ！すっごい！！！君！すっごいリズム感なんだね！リズム無しであれだけ踊れるなんて！』
感動して拍手しながらそう言うと、彼は思っていた反応と違うのか目をぱちぱちとしていた。
「…貧乏だって、バカにしないの？」
『え！？なんで！？あれだけ踊れるのに貧乏とか金持ちとか関係ないじゃん！
今日ずっと気になってて！友達になりたいなぁって！あっ！えっと！僕イム A！95年生まれ！』
いやぁ本当にすごい！そう思いながら握手の手を出していると彼は少しして嬉しそうに笑って手を差し出してくれた。
「そんなこと初めて言われたよ。僕もAのこと気になってたよ。Rising Sunの時から。僕はイ テミン。テミナ、って呼んで。93年生まれ。」※以降TM
あ！！！！ジンギヒョン2個上って言ってた！！！
そう言って急いで敬語に直すとテミナはまた笑って
TM「敬語はいいよㅋㅋ」
と嬉しそうに口角を上げた。
1人、年の近い友達ができました。
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さらん(プロフ) - heexxbumさん» heexxbumさんレス感謝です！私も今読み返してびっくりしました…修正しました！年齢確認してたと思っていましたがまだまだですね… (2018年1月15日 11時) (
レス) id: 68914b8ae3 (このIDを非表示/違反報告)
heexxbum(プロフ) - チャニョルは93lineでは無く92だったはずです。テミナよりも年上ですよ (2018年1月15日 6時) (レス) id: 30978c81fa (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - 虹色合わせ味噌。さん» 虹合わせさんありがとうございます！ネットで確認しながら書いていましたが他サイトで確認したところ、ウー・イー・ファン！になっておりました！すぐ直しますね！！ (2017年10月14日 8時) (レス) id: 68914b8ae3 (このIDを非表示/違反報告)
虹色合わせ味噌。(プロフ) - クリスの本名はウー・イーファンだったと思うのですが……間違えていたら申し訳ありません！ (2017年10月14日 0時) (レス) id: 3ff36800b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さらん | 作成日時：2017年10月2日 23時
