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# 1 ページ2

あなた Side



『はぁ、はぁ…』





誰か助けて…


お願い…


私をこの闇から助けて…





私は、一心になって東京の街を駆け回った。


季節は、12月。


裸足でなにも羽織らず、家を飛び出した。


父親という存在から逃げたくて。






もう何時間経ったのだろうか?


足から血は流れ、傷だらけ。


立つことも出来なく、


暗い路地で気を失った。




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作者名:ポンちゃん | 作成日時:2017年10月28日 20時

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