Snow and blood 21 ページ30
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三澄「事情聴取ですか？」
警察署の入り口で出くわしたらしい三澄さんと中堂さんの話を隠れ聞く。
中堂「話すことは何もないんだがな」
三澄「今、私も受けて来たところです、
それと、犯人、助かりました」
中堂「素人はダメだ。刺す場所を分かっていない」
すると三澄さんは、横を通り過ぎようとする中堂さんにはっきりとした声で言った。
三澄「UDIラボを辞めてください。
あなたがいると迷惑です」
中堂さんは背を向けたまま答える。
中堂「誰に何を言われようと辞める気は無い」
三澄「……だったら、糀谷夕希子さんの事件のことを話して」
その名前に中堂さんは振り返る。
三澄「あなたの気持ちを考えたり、遠慮するのがクソばかばかしくなりました」
三澄さんはやや皮肉めいた言葉を述べるが、その瞳にはうっすらと涙が浮かんでいる。
三澄「……さっさと解決して、永遠の問いに決着つけましょうよ」
何も言わない中堂さんを気に留めず、
三澄「同情なんてしない、絶対に」
まっすぐに中堂さんを見つめ言い放った。
こうじやゆきこ？聞き覚えのない名前に、自身の記憶を辿るが、全く記憶にない。
中堂さんは再び前を向いて歩き出すと、吐き捨てるように言った。
中堂「お前には関係ない」
突き放すような言葉に、三澄さんは悔しそうに俯くと出口に向かって歩き出した。
Snow and blood -fin-
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伊織(プロフ) - ミルキさん» 読んでくださりありがとうございます。お気持ちはとても嬉しいのですが、やはりこの作品は、私が試行錯誤を繰り返し、誇りのあるものです。どのくらい参考にされるのかはわかりませんが、作者としてはあまり、気持ちの良いものではありません。本当に申し訳ないです。 (2018年3月31日 14時) (
レス) id: a491ee9abc (このIDを非表示/違反報告)
ミルキ(プロフ) - この作品を参考にして 作品を書いてもよろしいでしょうか？オリジナルも少し書きますが… (2018年3月31日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - ミルキさん» どうぞ！何ですか？ (2018年3月30日 22時) (レス) id: a491ee9abc (このIDを非表示/違反報告)
ミルキ(プロフ) - 伊織さん» 質問してもよろしいでしょうか？ (2018年3月30日 22時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - Kanaさん» 嬉しいです！ありがとうございます、頑張ります(*^^*) (2018年3月20日 23時) (レス) id: a491ee9abc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 x他1人 | 作成日時：2018年3月5日 22時
