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第3話 気づき始める ページ4
あの公園でおばあさんにあった翌日、僕らはまたあの公園に向かう。また、何かに引っ張られるかのように。
あの公園に着いて、何語もなく遊んでいると、母から電話だ。「お父さんが交通事故で亡くなったわよ…」僕は頭が真っ白になり、固まり、電話が切れる。
そこで唯一友達と一緒におばあちゃんの家に行ったことのあるだいきが言いだす。「なぁみんな1人ぼっちになっていくんじゃねぇか?」僕と、みちおが黙っていると、続けて言う、「だっておばあちゃんもお前の家も一軒家だろ?
だとしたら、次ここに来たら…」僕は理解し、気づき始めた。
でも、それが本当だとしたらここには来ない方が良い。僕らは、絶対に来ないようにしよう。そう3人で誓い、公園を後にする。
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作者名:名無しという名の珈琲 | 作成日時:2021年4月9日 2時