【黒子のバスケ】♪キセキの世代と音楽少女♪5th

第194話 ページ4

教室に戻ると真っ先に先生に怒られた。


「赤司、佐藤。勉強ができるからって授業サボると成績落ちるぞ？!

今回はいろいろあったらしいからまだ落としてはいないが次からは気をつけるように」


それを聞いて『あれ？なんで知ってるの？』と疑問を覚えたがまぁ気にしない。

っていうか今それ聞いたら確実に落とされるだろう。

それは嫌だ。

だからしっかりと返事をしておく。


「はい」


赤司君も同じように隣で返事をしていた。


ところで次の授業なんだっけ。

先生に解放されて自席に戻りながらそう思い時間割が書いてある後ろの黒板を見る。



「英語かぁ」


そう声をあげてしまう。

英語はあまり好きな方ではない。

なんで日本人なのに英語を覚えなくてはならないのかと思うこともしばしばあるし、

日本人のくせに日本語を正しく話せていないのも現状だし。

もうやだなぁ。

そう内心で愚痴っていると英語の先生が入ってきてそのあとにチャイムが鳴って授業が始まった。

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