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そして合宿の前日になった。
今は帰り道。
駅へ向かっている最中だ。
「篠原さん」
そしていきなり後ろを歩いていたらしき山本に話しかけられた。
「……同級生なんだからさ、さんつけなくていいと思うけど」
用件を訊き返す前にそう返す。
だってさ、天然ほわほわ系の女子とかまじめでクール系の女子が言ってるならまだしも
身長175センチ超えの男子、しかもモヒカン。
そんなのがそういってきたら誰でもそう言いたくなるはず。だよね。
「あ、そうか。
じゃあ篠原？」
「何で疑問形なの」
「……あしたって駅集合ッスよね？」
「そうだけど」
山本め。無視しやがったか。べつにまともな返事が返ってくるわけないだろうし。
っていうかただ呼び慣れていなかっただけだろうし。
「ていうか早すぎるよね。起きれるか心配。
あっ、私こっちだから、じゃ」
そして駅についてちょうど電車が来ている時刻なので私は急いで改札を通り抜けた。
山本には軽く手を振っておいた。
やばい、早くしないと電車いっちゃう。
私は駅の降り慣れた階段を急いで降りる。
数回人にぶつかりそうになったがギリギリでよけた。
そして何とか目的の？電車に乗り一息つく。
ガシャリと音がしてドアが閉まり、しばらくしてから電車が動き出した。
電車の窓から流れていく景色を眺める。
明日かあ。早いな。
ってどうしよう。
持っていくものまだなにも準備してない。
洋服と、ゲーム機とかとかと、筆記用具と、バスタオルとかも必要だよね？
あと歯ブラシ！他には……薬とかかな？
私あんまし、旅行したことないからなー、ちょっと不安。
そう思いながら私は電車に揺られていた。
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桔梗(プロフ) - サカノメさん» 好みで面白い！良かったです＾＾有難うございます！！宜しくお願い致します……。 (2015年1月6日 2時) (
レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
サカノメ(プロフ) - この小説！夢主ちゃんの性格と、作者さんの書き方、すごく好みでとても面白いです！これからも更新頑張ってください！！！ (2015年1月6日 0時) (レス) id: 92792ceb06 (このIDを非表示/違反報告)
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