さんじゅいーち ページ31
°
「へぇ、Aちゃんって言うの。あ、俺クザンね。」
『ほ〜。クザンさんはどうしてこの島に？』
「ん〜…暇つぶし？」
絶対サボりでしょこの人(失礼)
「アレだ。さっき海の方見たら……まぁいいや。」
『あっ…はい。』
なんとなくだけど言いたいこと伝わったよ海軍…。怖い怖い。
『じゃ、私帰らなきゃならないんで、そろそろ失礼しま…』
「どこに？さっきみたいなことあると怖いし、送ってくよ。」
『いやいや平気です！折角の休日を無駄にさせたくありません！』
この人グイグイ来るな……でも、結構私の中のイメージとピッタリだわ…。
「…まぁ今回はそうしようかな。今君んとこの家族とやり合う気はないんでね。」
『……どういう意味ですか？』
「だってほら、物凄い形相でこっち睨んでんだもん。」
横にいた彼が指差す方向を見ると、我らが長男のマルコが、少し青い炎を纏いながら歩いていた。
「おい…誰の船のモンに手出してるか…分かってんだろうな？」
「今分かったばっかだよ。俺は休日でこの島来てんだよ。捕まえる気も無いから、そっちもあんま怒んな。」
『ま、マルコ！この人は私の事助けてくれたの。そんなに怒らないで？』
マルコの青く燃える腕を、自身の能力で抑え、彼が落ち着きを見せた時に、私はクザンの方を振り向いた。
『じゃあねクザンさん。またどこかで！！』
「おう。次はナンパされねぇようにな。」
そう言った彼は、すぐどこかに消えてしまった。
『帰ろうマルコ。私、空飛びたい！』
「……ま、たまには我儘聞いてやるよい。」
『やったー！』
マルコの背中は暖かくも冷たく、心地よかった。
「…あいつは海軍大将で、俺たちとは敵同士だ。それに、強い。」
『うん。』
「お前が海軍に連れてかれたら……大戦争だよい。」
そんなに？！私一人でそんなに動く？！！
『その……ごめんね？でも、私を助けてくれただけだから。それだけわかって欲しい。』
「…あぁ。」
少し…悪いことをしたなと反省した。
私はもう海賊なんだなと………うん？
『(あれ…？私、海賊になる宣言したっけ……？)』
……よく考えてみれば、そんなことは一言も発していない。もし捕まっても、ゴリ押しで説明すればなんとかいけ((
『(ま、いっか！)』
こういうのは、バレなきゃいいんだ。バレなきゃ。
『ねぇマルコ。私、親父の娘で良かった！』
「そういうのは親父の前で言ってやるよい。」
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MARE(プロフ) - なんでSANが無くなるんだ、、、 (2021年5月26日 2時) (
レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
あイカ - ﾊﾊｯくらえｯｯ！！"七千枚瓦正拳"ｯｯｯ！…なっ！ﾄﾞｶﾞｯクッ、、、強く、なったじゃねぇか…しゃってぃ…ｶﾞﾌｯこれでお前も…我輩を越えれたな、、、。更新も、、、応援してるぜ……！ファイトｫ！イッパァアアアツ！…！！ (2020年4月30日 22時) (レス) id: fdb03c14d7 (このIDを非表示/違反報告)
しゃるろってぃ(プロフ) - あイカさん» 先輩には適わねぇっす…＿|＼○＿ え、そんなことできるんですか？！！�� 試す価値はありそうですね…！暇極めてるのでお話書きまくってますいつもコメントアザスっっ！！これからも精進します！！五千枚瓦正拳！！ (2020年4月28日 22時) (レス) id: c5bdc26a75 (このIDを非表示/違反報告)
あイカ - よし、三千世界で自分の勝ちっすね()おもろ投票、おもろい事に、なんと、何日か経ってまた星を押すと、何故か投票出来るんですね〜ぐへへへへへ(((あ、これって云って大丈夫なのか…？ま、いいや()更新頑張っ！くらえっ！"ウルトラマリン"！！！ (2020年4月27日 2時) (レス) id: d09843228a (このIDを非表示/違反報告)
しゃるろってぃ(プロフ) - あイカさん» そうなんですお爺様なんです宗一郎は。私も毎回おもうんです。なんで評価ボタンは1度しか押せないのかと。煩悩の数だけ飛ばしましょう。百八煩悩砲だけに…なんつって。…殴っていいですよ(^^) (2020年4月24日 23時) (レス) id: c5bdc26a75 (このIDを非表示/違反報告)
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