安田くん2 ページ26
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心臓が大きく波打って、一瞬頭が働からなかった。
まさかこんなに早くその日が来てしまうとは…
きっと英花が告白したら成功する。
英花可愛いし、最近は私がいなくても仲良く話しているし、安田くんは優しいから、きっとOKすると思う。
そんな気がしてならない。
嬉しいはず、これで全てよしなのに。
私の気持ちが邪魔をする。
｢応援しててな。｣
｢うん。｣
こんな気持ち、なくなればいいのに。
ぎこちなく笑ってその場をやり過ごした。
｢なーんか、最近Aちゃんつれへんなぁ…｣
ため息混じりに安田くんがそう呟いたのは数日後のこと。
英花から告白のことを聞いてから、無意識に安田くんのことを遠ざけている自分がいた。
安田くんは頬杖をついて、不機嫌そうな顔でこちらをまじまじと見つめている。
だめだ、その視線に耐えられそうにない。
｢ねぇ、そんなに見ないで｣
｢なんでやのー？
もっと話しようよーせっかく隣の席やのに｣
そうか、安田くんは隣の席だから、仲良くしてくれたんだ。
隣の席じゃなかったら、話すこともなかった？
隣の席じゃなかったら、こんなに苦しい思いすることなかったのかな？
安田くんは唇を尖らせて拗ねたような顔をした。
ちょうどその時チャイムがなって、先生が教室に入ってきた。
そのことによって私と安田くんの会話は途切れた。
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神八爽蘭(プロフ) - やまーさん» 教えていただきありがとうございます！非公開になってました(;_;)すみません。 (2020年2月14日 22時) (
レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
やまー(プロフ) - 渋谷くんの5が抜けてると思います！間違ってたらすみません… (2020年2月14日 22時) (レス) id: a2a6af1ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神八爽蘭
| 作成日時：2020年2月12日 23時
