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仕事を順調に進めるために、私には解決しなければならないことがひとつある。


翔太とのことだ。


怒って飛び出してしまった手前、あれから翔太と会話は愚か目も合わない。


このままでせっかく頑張ってきて掴んだ仕事なのに足並みが揃わなければ上手くいくはずなんてない。


スマホを手に取り、翔太にメッセージを送る。



A:さっきはごめん。
ちゃんと話したい。



送信と同時にデスクで仕事をする翔太を見る。


画面が光ったからか、メッセージに気づいて一瞬スマホを見るもまたPCに視線を戻した。


結局その日、翔太からの返信はなかった。









「先輩、ここなんですけど…」



隣の目黒くんが立ち上がって私のデスクに資料を置いた。


背の高い目黒くんに後ろから包まれるような形になる。


なんだか最近目黒くん、距離が近い気がするのは気のせい?


一通り説明をするとすぐに理解したようで



「ありがとうございます。」



と上から声が聞こえる。




「大丈夫、」


と目黒くんの方を見上げると彼が急に屈んだ。


私と同じ位置に顔があり、あまりの近さに思わず反対方向を向く。


その反応が面白かったのかクスッと笑って目黒くんは耳元で囁くように言った。



「Aさん、今日仕事終わったら予定ありますか?」


「ないよ。
てか近い!」


「わざとしてます。
見せつけたいから」







目黒くんの鋭い視線は私にはなかった。


その視線の先にいたのは、同じように資料片手に話し込む深澤さんと翔太。


それにしても最後の見せつけたいってどういうこと?



「何言ってるの。
仕事に集中しなさい。」


「はーい
じゃ、仕事終わりご飯行きましょうね」



目黒くんはすっと体勢を戻し自分のデスクに戻った。




そう言えば、初めて名前呼ばれた。


いつもは先輩なのに。


ダメだ、私も仕事に集中しなきゃ。


またPCとにらめっこを始めた。










それからしばらくして、誰かに後ろから肩を叩かれる。



「これ、プロジェクトに必要なデータ、ある程度まとめたから」



声が降ってくる。翔太だ。


翔太は何事も無かったように淡々と仕事の話を少しして自分のデスクに戻っていった。



「なんなの…」



こっちがこんなに考えてたのがバカみたい。


自然とキーボードを打つ力が強くなる。

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作品ジャンル:タレント
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神八爽蘭(プロフ) - りんごさん» りんごさまコメントありがとうございます。喜んでもらえて嬉しいです!誰オチの作品でも楽しんでいただけるよう頑張って考えますので楽しみにしていてくださいね! (11月30日 17時) (レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - え?!全員分のオチを考えていただけるなんて嬉しすぎます…!ありがとうございます!!更新楽しみにしています! (11月29日 22時) (レス) id: 1af05a18e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神八爽蘭 | 作成日時:2020年11月16日 20時

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