プリンシパル (ページ9)

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季節は真冬。

今日はお父さんの誕生日のために

プレゼントを1人で買いに来た。

流星｢どれが、いいんだろう｣

悩んでいると、あの日告ってきた女の子がいた。

聞こえてきたんだ。

女子1｢みて、流星くんだよ

かっこいいよね、やっぱり｣

女子｢そう？、私が告ったら

急に息が荒くなって

すごく気持ち悪かったんだよ｣

胸が苦しくなった。

転校前の学校を思い出した。

俺は前の学校でいじめられていた。

流星｢なんで、思い出すんだよ｣

俺は急いで家まで走った。

家の前に立っている人物

それは和央だった。

和央｢流星？どうしたの？

雪降ってるのにそんな格好で。｣

流星｢別になんでもない｣

和央｢流星、俺流星に嫌われてる？｣

流星｢え？｣

和央｢いつも、俺流星のそばにいてさ

嫌だったのかなって｣

流星｢いや、別に｣

和央｢そっか、｣

流星｢なぁ、和央

俺女子が触れないんだ｣

和央｢え？｣

流星｢あの日俺が保健室に運ばれた日、｣

それから、すべてのことを和央に喋った。

和央は真剣に話を聞いてくれた。

和央｢流星話してくれてありがとう

これ、あったかいよ｣

和央は自分のマフラーを取り

俺に赤いマフラーをまいてくれた。