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episodio3 ページ4
俺らは屋敷に帰った。
椅子に腰掛け、そこにあった書類の束を漁る。
「C'era.(あった。)」
俺が手にしたのは、さっきのfamigliaに関した情報の書かれたもの。
ここに、あのdonnaの名はない。
さらわれてきた、というのは信じていいだろう。
「A‥‥‥‥‥‥」
俺はイタリア語しか話せない。
だがleiの名前はすんなりと言えた。
「Ehi!Oke esaminare di questa donna!(おい!この女について調べておけ!)」
「Va bene.」
絶対手に入れる。
俺がそう決めて、手に入れられなかったものはない。
Anche se e',che sarebbe di decina di migliaia di vite.
(たとえそれが、何万の命であろうと)
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作者名:松壱 | 作成日時:2017年5月2日 21時