忍たま世界！？�� ページ6
保険の先生が出て行ってしまい、メガネの子と二人になってしまった。
「‥‥乱太郎君っていうの？」
「はい！『猪名寺 乱太郎』といいます」
「猪名寺乱太郎君かぁ‥私は『A』っていいます。君が私を助けてくれたの？」
「いいえ。Aさんを助けたのは、私達の教科担当教師である土井先生です」
「土井先生‥‥」
土井先生という人が助けてくれたのか。
しかも、先生がいるということは、ほんとにここは学園なんだ。
仕方ない今のうちに、少しでも情報を手に入れようと乱太郎君に質問をしていった。
＊長い為、はしおって説明をまとめますね。
この世界は、やはり私のいた世界と別の世界であり『忍者』が実際存在し、更にいろんな忍者が存在する。
そして、今私がいる「忍術学園」という、1〜６年ごとに『忍たま』として忍術を学ぶ学園だそうだ。目の前の乱太郎君は１年生で『1年は組』の生徒と教えてもらった。
又、先ほどの人は学園の校医で「新野先生」という方だそうだ。
「忍者のいる世界かぁ‥」
「Aさんは、忍者を見た事がないんですか？」
「うん、初めて見た」
ある意味、初めて見た小さな感動もある。私の世界では空想的な存在でもあったしね。
ガラッ‥‥
「もう、大丈夫なようだね。短い時間だったけど顔色もあかみが戻ってきたようだ」
「あ、新野先生お帰りなさい」
「すみません、お礼を言うのが遅くなってしまいました」
起き上がって、乱太郎君と話している私をみて、嬉しそうにいう先生に慌てて頭を下げる。
「いやいや、困っている時はお互い様だよ。それより、学園長先生がお呼びなんだが、体は大丈夫かな？」
「はい。もう、動けると思います」
「それは、良かった。では、乱太郎、彼女を学園長の元へ」
「分かりました」
何から何までお手数をおかけします‥。
知り合ったばかりの乱太郎君に案内してもらうことになった。
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作者名：霧風桜華 | 作成日時：2018年4月18日 3時
