忍たまの世界にトリップ(転生)しました (ページ3)

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神様こんにちわ！？② ページ3

＊①の続きです。

『貴方に、“A”としてもう一度人生をおくっていただきます』
「！‥それじゃ、生き返れるんですか！？」
『いいえ』

　ずこぉぉ！！(ずっこけた)

　‥上げて落とすとはこのことだ。

『いいですか、A。貴方は、確実に死んだのです。そして、その死んだ場所で生き返るなんてことは、この神の世界として禁忌なのです』
「だけど、もう一度人生をおくれると‥‥」
『はい。だから、別の世界でおくっていただきます』

　神様が説明するには、私が生まれた世界以外にも、様々な世界が存在しているという。例えば、魔法の世界や妖怪の世界など、ありえない程の世界があるそうだ。

『そして、私が選んだ世界で死んだ時の年齢・服装からまた新しい人生をおくっていただくのです。あ、血は消して綺麗にしてあげました。サービスです♪』

　なんともいえない感じだがしたが、あえて余計なことは言わないようにした。
それに、もう元の世界には帰れないが新たな人生がおくれるならそれでいいと思えてきた。

『では、いってらっしゃい』

　そう言った瞬間、自分の足元にいきなり穴があき、私の体はそのまま落ちていった。

「なんでだぁぁ！！」
『頑張ってね～』

「助けてぇぇぇぇ！！」

　一体私はどうなるってしまうのだろう‥‥
そんなことを思いながら、私の意識は落ちたまま、また途切れてしまった。

　
　「神様こんにちわ①②」＜完＞