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⚠︎ピンクかも。というか不快かも。注意。
「煩い言うとるやろ」
「ぁが･･････ぃッ！？」
瞬間、口の中に数本の指を突っ込まれたかと思うと体験したことのある痛みに顔を歪めた。右太腿がじんじんと熱を帯びてきているのがわかる。開いた傷口へじゅるり、じゅるりと生温かいものが吸い込まれていくのがどうしようもなく気持ち悪い。
次に噛まれたのは横腹、そしてその次は胸元･･･。どんどん箇所が上へ上へと登ってくるに伴って不快感も増す。
やがてそれは昨日の様に首元にまで侵食を続ける。未だ枯れることを知らない涙は溢れ続ける様に、彼も摂取を止めなかった。
すると突然ふっと口内の指が一気に抜かれ、唾液と涙が一緒になって体内から流れ出す。口内の異質感がなくなったと思えば咳をする暇もなく、今度は無理矢理に口を当てられ舌が入り込んできた。息ができなくて苦しい。
捩じ込まれた長い舌は口内を隈無く調べ尽くした後、堪能し終わったのかやがて離れていった。
「はぁっ･･････ぁあ゛･･･げほッ」
口の中から涙のように流れてくる唾液を止めようと右手で抑える。＿＿途端に手は真っ赤に染まった。
「ぁ･････････」
「んふ、鉄の味？」
･･･恐る恐る私を見下ろす彼を見上げる。
恍惚とした笑みを浮かべ、赤く照った頬で未だ狼男は幸せそうに喉を鳴らしていた。つり上がった口元から見える白い牙は真っ赤に映えている。
かくいう私も、だらしなく口元を赤に濡らしていた。
「やっぱ美味いわ、お前選んで正解やった！なあ、ま、まだ堪能してたいから死なんといて。な？」
嗚呼、まだ彼は満足していなかったらしい。
先程からの荒い息は誰のものだろう。別の意味で興奮状態にある両者には分かるはずもない。
窓の外には最後の砦を壊すかのように、今も尚満月が非情に照っていた。
夜明けが来ない部屋 (2) ／ zm
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
本当に遅くなってすみませんでした！！
今までの話の中で一番可哀想な気がする･･･
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桃辻(プロフ) - たぴさん» いつもありがとうございます！！バリバリ覚えております！！嬉しいお言葉ありがとうございます、頑張ります！！！ (2022年1月18日 7時) (
レス) id: a2ef0ea3c3 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ(プロフ) - 覚えていないかもしれませんが、お久しぶりです〜！！そうだったのですね、また戻ってきてくれて良かったです！！！どうかお体に気を付けて、受験頑張って下さい！！！ (2022年1月18日 0時) (レス) @page14 id: 998524a2ed (このIDを非表示/違反報告)
ひぐさん(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます！気長にお待ちください！ (2021年7月16日 23時) (レス) id: dcd65c88e0 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - リクエストしてもいいですかね…zmニキかrbrンゴ(もしくは二人とも)に体中噛み噛みされながら無理やり堕とされるの (2021年7月16日 3時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ランプに引きずり込んじゃうのホント背筋凍る…(好き)共依存良いですな、utくんやったら一等星になれるんやろな…。 (2021年7月15日 7時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぐさん | 作成日時：2021年6月21日 22時
