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お前も十分に性格が悪いのにモテる理由が分からない、とキレ始めた田中。
そんなん顔面とスペックに決まってんだろうが。
とびかかってきた田中を蹴り落してから、ピカピカの体育館を眺める。
「ちわーーーーーっす！」
急に大きな声が入口から聞こえてきた。
それに続くように、複数の話声が聞こえてくる。
「大地さん、スガさん、ちわーーーーーっす！」
「田中、今日は早いな！」
「二年は、一年と三年に比べて、HR早く終わったんすよ！」
短髪の主将なのであろう先輩と、色素の薄い爽やかな先輩。
爽やかな先輩と、話し出した田中を見て、ちゃんと敬語使えるんだなぁと変に感心した。
すると、短髪の先輩が俺の方を向き、首をかしげる。
「あっ、大地さん！コイツ、俺のクラスメイトの上弥涼平って言います！」
「上弥涼平ってあの上弥くんか!?」
田中の紹介に、微笑んで、ペコリと会釈すると、二人が目を見開いた。
流石に、同じ学校の人で俺の事知らない生徒は居ないか。
どうせキセキの世代がなんちゃらだろう。
「めっちゃカッコいいって噂だべ！」
「……え？ｶｯｺ……？」
爽やかな先輩の意外な言葉に驚いていると、短髪の方の先輩も頷く。
「俺等が二年のときも、一年の上弥くんがカッコいいってよく聞いたもんな。」
「そんなアイドルがバレー部に入ってくれるとは驚き桃の木山椒の木って！」
ケラケラと笑う彼に、ぽかんとした顔を向ける。
この人等、本当に俺の事知らないのか？
そりゃ、バレー部がキセキを知らないのは当たり前かもしれない。
だけど、上弥涼平って聞いたら、少しは別の事が思いついたりするんじゃないかって思うだろ。
「あの、本当に俺の事知らないんですか？」
「ん？だから知ってるべ、学校一のイケメンくん。」
「いや、そうじゃなくて、俺が監督してた、とか……マネージャーさんは知ってたんですけど、」
「あー、それ良く噂で聞くよな、バスケ？だったか？」
まぁ、そんなこと言っても、高校生で監督するやつって意外といるからな〜、と笑われる。
確かに、それは事実だ。
「あー、スラムダンクの藤間とか？」
「それ漫画だろ、スガ。」
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閃楽(プロフ) - 。さん» ありがとうございます〜🙏進むのが遅かったり、文才が足りなかったりすると思いますが、これからもご愛読頂ければ嬉しいです😊 (1月3日 16時) (
レス) id: ea6fdef67d (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 更新待ってました！！ 今後どのようなお話になっていくのか楽しみです… (1月1日 12時) (レス) @page33 id: 3bfa0dd272 (このIDを非表示/違反報告)
閃楽(プロフ) - 。さん» 返信遅くなって申し訳ありません💦めっちゃ褒めていただけて嬉しすぎます〜😊これからも頑張りますのでご愛読ください😊 (9月1日 21時) (レス) id: ea6fdef67d (このIDを非表示/違反報告)
。 - 黒バスとハイキューどちらも好きで、男主も好きで私の好みにどストライクな作品でめちゃくちゃ感動してます、、 文章構成がちゃんとしていて読みやすいし分かりやすくて文才ありまくりで凄すぎます😭😭 更新頑張ってください！！応援してます！！ (8月7日 8時) (レス) @page4 id: e8eb9be2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閃楽 | 作成日時：2023年8月5日 11時
