検索窓
今日:37 hit、昨日:60 hit、合計:59,388 hit

35 ページ36






対戦相手の一年生、山口と月島も到着した。うわぁ月島性格悪そう…





「よーし、じゃあ始めるぞ!月島たちの方には俺とスガが入るから…」

「えぇっ!? キャプテンが!? 副キャプテンも!? 」

「ははは!大丈夫だよ!攻撃力は田中の方が上だから!でも手は抜かないからな〜!」






大地さんの言葉に、俺はハッと思い出す。そうだ、俺らのチーム、田中居るんだった。

喧嘩してて中々に気まずいんだけど。上手くやれるかな〜…うーん…






「意義あり!!!」

「うわっ上弥の怒鳴り声初めて聞いた」

「二年ふたりと三年ふたりはあまりにも実力が違い過ぎると思います!」

「そっちには影山居るんだから大丈夫だろ。」

「ぐっ……」







勇気をもって意義を申し立てるが、敢えなく玉砕した。

正直!話したくない!! 子供っぽい?何とでも言え!俺はまだ高校生だ!


むくれてみるが、そんな俺の子供っぽい考え方も一瞬で消えて無くなることになる。

俺は、煽られるのが大嫌いだという事を覚えておいてほしい。






「あー、オホンッ」





月島のわざとらしい咳払いが聞こえた。





小さいの(・・・・)と田中さん、どっちを先に()…抑えましょうかあ」
「あっ、そうそう、王様が負けるとこも見たいですよねぇ」

「上弥先輩も本当に監督できるのか分からないですし穴かもしれないですねえ」




ぶちんっと堪忍袋の緒が切れる音がした。…ほーん、マジでナマイキじゃん?







「ねぇねぇっ、今の聞いたぁ??あーんなこと言っちゃって!」

「うふふ聞いたわよ〜よっぽど自分に自信がおありの様で〜!」






花を飛ばしながら話しかけてくる田中に乗っかり、俺もぶりっ子する。







「「月島クンてば、もうホント、」」


「「すり潰す!!!」」







最後にドスの効いた声で睨みつければ、アメリカ仕込みの皇帝の出来上がり。
……っつてもアメリカに皇帝なんて存在しねーけどね。


やっべ、久しぶりに滾ってきたかもしんねー。






36→←34



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (112 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
596人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

閃楽(プロフ) - 。さん» ありがとうございます〜🙏進むのが遅かったり、文才が足りなかったりすると思いますが、これからもご愛読頂ければ嬉しいです😊 (1月3日 16時) (レス) id: ea6fdef67d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新待ってました!! 今後どのようなお話になっていくのか楽しみです… (1月1日 12時) (レス) @page33 id: 3bfa0dd272 (このIDを非表示/違反報告)
閃楽(プロフ) - 。さん» 返信遅くなって申し訳ありません💦めっちゃ褒めていただけて嬉しすぎます〜😊これからも頑張りますのでご愛読ください😊 (9月1日 21時) (レス) id: ea6fdef67d (このIDを非表示/違反報告)
- 黒バスとハイキューどちらも好きで、男主も好きで私の好みにどストライクな作品でめちゃくちゃ感動してます、、 文章構成がちゃんとしていて読みやすいし分かりやすくて文才ありまくりで凄すぎます😭😭 更新頑張ってください!!応援してます!! (8月7日 8時) (レス) @page4 id: e8eb9be2b2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:閃楽 | 作成日時:2023年8月5日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。