【ハイキュー】皇帝の青春【黒バス】【男主】

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「えっと……上弥先輩！俺、日向です！」

「うん昨日自己紹介したから覚えてるよ〜、日向翔陽くんな〜」

「(覚えられてた……！！)」







キラキラとした目でこっちを見てくる日向。

なんか俺が覚えてたことに対して感激してそうな感じだな…… ←正解







「あっあの！退場するってどういうことですか！」

「俺ね〜、バレーのルールいまいちよく分かんねーのよ。」

「「は！！？？」」

「いやいや、流石にコーチになった訳だし、勉強はしてるんだけど。なんたって一週間くらいしか経ってねーし。」








たまにバスケのルールとごっちゃになって、セーフかアウトか分からなくなる。

心配そうな後輩達には悪いが、試合に負けてからこんなハンデありました、となっては遅いので、
今のうちに自分の状況を伝えておこうと思う。


そしてあともう一つの俺のハンデ。

決して追い打ちをかけたい訳ではないのだけれど、









「それに俺、肩壊れてんだよね。」

「……え」

「ま、日常生活に支障は無いし、軽い運動なら普通にできる。大して不便でもないから無理に治すつもりはないけど。」

「そう、ですか……」

「あーそんなに暗い顔すんなって！試合始まるぞ？」









あって数日しか経ってない先輩に、こんなに気持ちを向けてくれるとは。

日向超かわいい。




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