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ここが、絶対王者白鳥沢。

雛がオーバーサイズで買った体操服を、キツキツながらも着用して門をくぐった。
正直、今にも体操服が破れそうで怖い。



「雛、服ミチミチいってる。」
「しょうがないじゃん!涼平が来るって聞かないんだもん!我慢して!」



それともスカート履きたいの!?と怒る雛を宥めながら歩いていると、大きな体育館が見えた。
烏野の二倍はある。流石私立と言ったところか。



「んじゃ、ネット張るか。雛、着替えてきて。」
「了解〜!」





――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




「雛ストップ。おばさん達にお前のジャージ姿送んねぇと。」
「待って、ちゃんとポーズとるから。」



そう言って、雛は、立てたばかりのネットに寄りかかる。


キメ顔は面白くもなんともないので、一枚だけ撮ってから、バスケットボールを出す。
久しぶりにワクワクして、鼻歌を唄っていると、雛が此方を見てふわりと微笑んだ。

それを見逃す俺でもなく、ちゃんとその笑顔を連射しておばさんに送る。





「ねぇ!何でそっち連射すんの!」
「まぁまぁ」
「まーまーって何!?」





俺に向けて投げられたバスケットボールを右手でキャッチして、ゴールに放る。
でたらめなスピードで、飛んで行ったそれは、ゴールネットに吸い込まれていった。





「おぉ、全然スピード落ちてないね。」
「まぁ、怪我があるだけでセンスが無くなった訳じゃねぇから。俺、弾丸って呼ばれてたでしょ。」

「…涼平はさ、まだ、皇帝よりも弾丸の方が自分に合ってる名前だと思う?」
「まぁな。俺はただ、我武者羅に前に進むしかできない選手ってだけで。」






此方に転がってきたボールを見ながら言う。
雛の顔は見えないが、少なくとも笑顔じゃないことは分かった。

そんな重い空気を変えようと、雛の方にボールを投げる。早く1on1がしたい。

しかし、俺らの空間は、一つの声で終了した。







「………向井?」
「え、牛島先輩?」




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閃楽(プロフ) - 。さん» ありがとうございます〜🙏進むのが遅かったり、文才が足りなかったりすると思いますが、これからもご愛読頂ければ嬉しいです😊 (1月3日 16時) (レス) id: ea6fdef67d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新待ってました!! 今後どのようなお話になっていくのか楽しみです… (1月1日 12時) (レス) @page33 id: 3bfa0dd272 (このIDを非表示/違反報告)
閃楽(プロフ) - 。さん» 返信遅くなって申し訳ありません💦めっちゃ褒めていただけて嬉しすぎます〜😊これからも頑張りますのでご愛読ください😊 (9月1日 21時) (レス) id: ea6fdef67d (このIDを非表示/違反報告)
- 黒バスとハイキューどちらも好きで、男主も好きで私の好みにどストライクな作品でめちゃくちゃ感動してます、、 文章構成がちゃんとしていて読みやすいし分かりやすくて文才ありまくりで凄すぎます😭😭 更新頑張ってください!!応援してます!! (8月7日 8時) (レス) @page4 id: e8eb9be2b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:閃楽 | 作成日時:2023年8月5日 11時

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