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机にパンケーキを並べる。
スマホで写真を撮っている雛の髪の毛を結っていると、そういえばね、と雛が口を開いた。





「雛、男バレのマネージャーやることになった!」
「ブッフ!!!」





急な爆弾発言に、思わず雛の髪の毛を引っ張ってしまった。
痛い!と手の甲を叩かれたが、それよりも驚きが勝って、口がふさがらない。

この前まで女バレのマネージャーしかやらないって言ってたのに……何で男バレなんだ!?







「な、何でまた急に…お、お、俺は認めません!!!!」
「別に涼平の許可要らないんだけど。」






あのねー、実はこの前牛島先輩に助けられちゃってー、と嬉しそうに頬を染めて話す雛。
牛島……牛島若利か……

少女漫画みたいなストーリーを話す雛を見つめながら、俺はパンケーキをバキュームのように食った。

……気に食わねぇ。雛に、この顔させるのは俺だけだと思ってた。








「それにね、この前はああ言ったけど、ホントはね、」

「雛ァ、俺は認めねぇぞ。」
「何でこんなときに皇帝スイッチ入るの?そんな要素あった??」

「まだ二軍のマネージャーなんだよな。」
「そうだよ…っちょ、涼平!?」
「朝、ネット張るんだろ。俺も付いて行く。田中には断って朝練にはいかねぇ。」






食器を下げた雛の手首をつかむ。何だか、無性にあの顔を俺に向けさせたくなった。

アメリカのバスケで、帝光中のバスケで俺が点を決めたときの、あの顔。
先程、牛島若利の話をするときに見せた顔。

その顔は、俺のモンで。怪我さえしてなかったら、しなかったら、今でも俺に向いていたんだろう。







「なぁ雛。俺に、バスケしてほしいと思う?」
「え、でも、怪我してんじゃん、」

「聞いてることに答えて、雛。してほしいと?してほしくない?」
「そりゃぁ、してほしいに決まってるけど……」





泣きそうに潤んでいる雛の紫の目を見た。
それにニパッと笑顔を向けた。俺は、すぐにでもお前のあの笑顔を見たい。






「なぁ雛。バレーのネット張った後にやろうぜ、1on1。」
「何て???」





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閃楽(プロフ) - 。さん» ありがとうございます〜🙏進むのが遅かったり、文才が足りなかったりすると思いますが、これからもご愛読頂ければ嬉しいです😊 (1月3日 16時) (レス) id: ea6fdef67d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新待ってました!! 今後どのようなお話になっていくのか楽しみです… (1月1日 12時) (レス) @page33 id: 3bfa0dd272 (このIDを非表示/違反報告)
閃楽(プロフ) - 。さん» 返信遅くなって申し訳ありません💦めっちゃ褒めていただけて嬉しすぎます〜😊これからも頑張りますのでご愛読ください😊 (9月1日 21時) (レス) id: ea6fdef67d (このIDを非表示/違反報告)
- 黒バスとハイキューどちらも好きで、男主も好きで私の好みにどストライクな作品でめちゃくちゃ感動してます、、 文章構成がちゃんとしていて読みやすいし分かりやすくて文才ありまくりで凄すぎます😭😭 更新頑張ってください!!応援してます!! (8月7日 8時) (レス) @page4 id: e8eb9be2b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:閃楽 | 作成日時:2023年8月5日 11時

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