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電話だったが、出れる雰囲気でもないので、やむを得ず無視させていただく。悪いな黒子。
そのまま大地さんの話を聞いていると、問題児�，留道海�反論をした。
「……全国出場を“取り敢えずの夢”として掲げているチームはいくらでもありますよ。」
「!?バッ、このヤロッ」
「あぁ、心配しなくてもちゃんと本気だよ。」
目に光が無い。
空気の読めない影山も、青ざめて口を噤んだ。横から田中が「バカめっ」とヤジを飛ばす。
「そのためにはチーム一丸とならなきゃいけないし……教頭にも目を付けられたくない訳だよ。」
「――俺はさ、お前らにオトモダチになれって言ってんじゃないのね。」
ギクッとする一年生と、ササっと逃げようとする俺達二年。
大地さんの怒りの片鱗が見えてきたなぁー、とか思っていたら、想像以上の憤怒だった。
「中学の時に、ネットを挟んだ敵同士だったとしても、今はネットの“こっち側同士”ってことを自覚しなさいって……」
「言ってんのね。」
怖すぎる威圧感に、ヒュオッと喉から変な音がした。もう今の俺は皇帝じゃなくて兎だよ！もう!!
「どんなに優秀な選手だろうが、」
「どんなに一生懸命でヤル気のある新入生だろうが、」
べっ、と顔に入部届を貼り付け、体育館の外に放り捨てられる一年生。
大きな音を立てて閉まった扉の向こうに向かって大地さんが言葉を投げかけた。
「互いがチームメイトだって自覚するまで、部活には一切参加させない。」
なかよくしますからああああ、と悲痛な声が聞こえてくるもんで、影山と日向が可哀想になってくる。
「良いんですか、大地さん。あんなんでも、一応貴重な部員ですよね。“チーム”って徐々になっていくもんじゃないですか。」
「分かってる！が!!」
扉のあちら側では、いまだに喧嘩をしている声が聞こえてくる。……うん。確かにこの状態で部活なんてできないわな。
あれじゃホントに無理ですね、と言って、スマホを出した。折り返し電話だ。
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閃楽(プロフ) - 。さん» ありがとうございます〜🙏進むのが遅かったり、文才が足りなかったりすると思いますが、これからもご愛読頂ければ嬉しいです😊 (1月3日 16時) (
レス) id: ea6fdef67d (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 更新待ってました！！ 今後どのようなお話になっていくのか楽しみです… (1月1日 12時) (レス) @page33 id: 3bfa0dd272 (このIDを非表示/違反報告)
閃楽(プロフ) - 。さん» 返信遅くなって申し訳ありません💦めっちゃ褒めていただけて嬉しすぎます〜😊これからも頑張りますのでご愛読ください😊 (9月1日 21時) (レス) id: ea6fdef67d (このIDを非表示/違反報告)
。 - 黒バスとハイキューどちらも好きで、男主も好きで私の好みにどストライクな作品でめちゃくちゃ感動してます、、 文章構成がちゃんとしていて読みやすいし分かりやすくて文才ありまくりで凄すぎます😭😭 更新頑張ってください！！応援してます！！ (8月7日 8時) (レス) @page4 id: e8eb9be2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閃楽 | 作成日時：2023年8月5日 11時
