【ハイキュー】皇帝の青春【黒バス】【男主】

14　　日向Side ページ15

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「な、何で居る!?」
「!?」



影山を倒すと決めて入った烏野高校男子バレー部。なのに体育館にはその倒したい本人が居た。

なんで…こいつが烏野に…、いや…でも…人違いってことも…、いや、

『何しにココへ来たんだ？』『だからナメられるんだろ』『お前は３年間何やってたんだ？』

いやいや！
この顔も、あの暴言の数々も！俺は忘れてない！コイツは間違いなく





「影山飛雄！」

「……………お前……去年の………………」




キッと睨みつけたまま、影山の言葉を待つ。
しかし、その威勢も次の言葉を聞いて、ガーンと消えた。




「…………名前は知らない」
「おっ、俺の名前は日向翔陽だっ！おぼっ、覚えとけっ！」




一回戦で負かしたチームの事なんか覚えてないかも知んないけどなぁ、俺は




「お前の事はよく覚えてる。」
「!?」
「……」
「なんだっ、何黙ってるっ、やんにょ、やんのかっ！」
「クソ下手くそな奴!!」

「バ…バカにすんなよ…！確かにあんときはボロ負けしたけど、次は、負けない!!」




………あっ
そういう風に決意して烏野に来たのに、何でお前が居るんだ！同じチームに居たんじゃ倒せないじゃねーか！

他に強豪って感じのところあっただろ！そう言ってキレると、県内一の強豪には落ちたとか抜かしやがる。




「おちた!? コート上の王様なのに!?」
「……オイ、その呼び方……ヤメロ。」

「!!? !? !!?」




何かが癪に障ったのか、不快そうに眉を寄せて睨んでくる影山。別に驚いただけでビビった訳じゃねーからな！

そこで。外から別の声が入ってきた。



「いや〜〜！まさか北川第一のセッターが烏野(ウチ )にねぇ〜〜！」
「でも、ぜってーナマイキっスよそいつ！」

「またお前…誰彼構わず威嚇すんのやめろよ？」
「そっ、そんなことしませんよ俺！」

「ちわス！」



影山が挨拶する。
ってことはこの人たち……………




「おース」



……2、3年生かな？(自信が無い。)





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